2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧

中学生インマイハート

仕事中、少しでも仕事の義務感や責任から逃れられるように、隙さえあればふざけられるように気構えている。打ち合わせの相手が初対面でも、オモシロを求めている気配があれば、何かしらオモシロに導けるような誘導をするようにしている。お互いに笑い合えば…

アーリーモーニングブルース

昨日は、予定通りに酒場に寄ってアルコールを摂取した。今朝の早出を顧みず、10日ぶりの酒場を堪能した。コチラとしては我慢していたものを解禁した特別感があるのだが、お店としては別に普通の客なので、この気持ちは共有されない。でも、特別扱いされな…

その日、誓いは破られた

断酒を宣言して10日が過ぎたが、ここで単純なことに気が付いた。家で飲まなければ、断酒なんて容易いということ。出かけなければ良いし、出先からの帰りに寄らなければ良いだけの話だ。なんの苦労もない。このまま飲まずに一生を終えてることもできそうだ…

狭小空間でエマージェンシー

学生時代、イチバン嫌いだったのは集会だ。全校生徒を体育館やグランドに集め、つまらない話を聞かせるアレだ。暑い日の集会で生徒がバタバタ倒れても、淡々と進行される不気味さ。あの手の集会は、その後の人生では成人式が最後だろうか。でも、成人式は座…

シェフを呼ばないでくれ

かつて、熱心に合コンに明け暮れていた頃、そこに参加した女性が嫌なことを言った。いわゆるチェーンの居酒屋での飲み会だったのだが、あまり飲み会慣れしていない彼女が「ここは何がオススメなの?」と聞いてきた。僕は瞬間的に「チェーン店にオススメなん…

人間をあきらめるな

ひとりで仕事していると、時々心がポキッと折れそうになる時がある。こちらの意図が伝わらない、先方の要望が理解できない、そんな時に「もういいや」と自棄になりそうになる時がある。家にひとりでいるから愚痴を言う相手もなく、イライラが熟して熱を帯び…

垂れ流しックスセンス

子供の頃の恥ずかしい思い出というのは、不意を突いて襲いかかって来るものだ。僕が子供の頃、超能力ブームというのがあった。それは、スプーン曲げで有名なユリ・ゲラーから始まる一連のムーブメントだったと思う。ただ、無粋なマスコミにタネ明かしをされ…

オペレーション中の浮気

意識しているのを忘れたい事柄ほど、意識せずにはいられない。むしろ、余計そのことに執着してしまう。無意識の状態は、意識したら到達できない境地なのだ。それでも意識してしまう。常に頭の片隅にある。中毒者のように、いつでも「ビールが飲みてえなぁ」…

ノーアルコールライフ

いろんな場所で「ノー◯◯、ノーライフ」というキャッチコピーを見る。◯◯がなければ生きていけない、のような意味だろう。つまり、◯◯に対する過剰な愛を表現した言葉だと思われる。でもコレって、語源というかオリジナルのキャッチコピーがあるよなぁと、いつ…

努力原理主義者

小さい頃から、何かを成し遂げるためには犠牲はつきものだと思い込んできた。スポーツならば努力、人並み外れた努力で成長するものだと思っていた。才能とか関係なく、イチバン練習したヤツがトップに行けるものだと、疑うことなく信じていた。それは、少な…

オブジェクトを選択してください

僕のやっている仕事は何処にいてもできるタイプのものなのだが、発注元の事務所でやることが多い。それは、僕の作業環境が整っていないからだ。その会社で行う業務に合わせて態勢を整えれば、現場に行く必要はないと言える。でも、そこに行く意味はある。そ…

生まれた時からラスト1機

仕事のやる気が見えない人に対して「命がけでやれよ」的なことを言う先輩がいる。でも、やる気が見えない人でも、生きているだけで命がけだと言うこと。本人は気がついているのか知らないけれど、生まれた時から命がけで生きていることには変わりはない。誰…

あいつとオレの未来

現実にありそうなことを夢で見ると、起きてからも、そのイメージを引きずってしまう時がある。昨夜も、大学時代の同級生が年賀状で再婚の知らせを送ってきたのだ。それも、新婚旅行先から謎の手作りエアメールを2通に分割して送るという。その1通目を読ん…

見えない自由と不自由

我が家の隣の家が建て替え中なので、長いこと更地になって見晴らしが良かったのだが、昨日から足場が組まれ、今朝には家の骨格を組む作業に入っていた。休日の朝は遅く目覚めたいものだが、朝から作業の音が気になり寝ていられない。いや、寝てはいたのだが…

妄想中年・エモ散歩

街中を歩いている時に、ふと思いついたことが妙に感動的で泣けてくる時がある。でも、街中で涙ぐんでいる中年はみっともないので、すぐに思考を散らしてフラットな状態に戻す。だから、その時に思いついたエモい想像が記憶として固定化されていない。催眠術…

心にもない言葉、心ない言葉

自分の感情を理性でコントロールしていると思っても、ときどき制御が効かない時がある。売り言葉に買い言葉的な、条件反射のような反応で暴言を吐いてしまうことがある。そんな言葉を吐いても、すぐに暴走していることを察知して気持ちを収めようとする。で…

それはカルシウム

人との会話で、共通認識があるかどうかで話し方が変わる場合がある。ことによっては、その点を認識していない人には「話しても無駄」と判断される場合もある。僕は、なるべくいろんな人から話を、できれば面白い話を聞きたいと思うので、共通認識がなくても…

丁寧なハラスメント

どんなことにもハラスメントを付けると、問題行動のような感じが演出できるようになった。僕が今被っているハラスメントで言うと、長期間通っている歯医者のことが思い起こされる。長いこと通っているので、細かいところが気になるのだ。知りすぎるとアラが…

20年も生きてきたのにね

話のタネが自分の中から出てこないときは、カレンダーを眺めてみる。今日は「成人の日」だ。これに乗じて、自分がハタチだった頃の思い出語りをするのは安易なやり方だ。でも、安易上等。安易サイコー。僕がハタチだった頃は体育会系部活の学生だったので、…

にわか戦場サバイバル

閉店間際の居酒屋で注文するか会計するか迷っていると、店主が気を利かせて「まだ大丈夫ですよ」と声をかけてくれる。ちょっと嫌らしい話だが、どこかで自分もその声かけを待っている。待ちきれずに「もう一杯だけ良い?」と聞くときもあるが、昨日はお店側…

吐く息は血の匂い

僕にとって最大の課題は、ずっと「走れるカラダ作り」にある。理想は大学生の頃の「どれだけ走っても疲れない体」だが、それは長年の鬼練で手に入れたものだ。卒業してからトレーニングをしていないのだから、簡単には手に入らない。たぶん、そこまで到達す…

君はテキストオンリー

友達との連絡に電話を使わなくなって久しい。仕事では電話連絡は必須だと思っているが、仲間うちで電話することは滅多にない。僕も、電話するのは気が引ける。本当なら仕事もすべてメールで済ませたい。電話で頼まれる仕事はたいてい厄介だ。メールなら、厄…

何処から来た、何処へ行く

前世とか、来世とか、生まれ変わりとか、輪廻転生をあまり信じていないところがある。生まれ変わることを考えると、現世での諸問題をペンディングしたくなりそうな弱さが僕の中にあるからだろう。特に必死で生きている感はない僕だが、とりあえず現世で燃え…

ウニ牡蠣パクチー

子供の頃は食べられないものでも、大人になると大好きになる食べ物がある。大人がご馳走だと言って食べているものでも、子供の舌には塩辛いとか臭いとか、極端な部分しか分からない。クセの向こう側にある旨味を味わうことができるのは、経験によって自分の…

つぶらな目のムーブ

現在、ある小説にハマっている。その本の作者、森博嗣という作家の作品を読みはじめて、10年くらいは過ぎたのだろうか。いつ読んでも、どの本でも感じるのは統一されたクールさだが、それは同じ世界観の作品群を好んで読んでいるからだろう。あとは、すこ…

アルカホリックシティー

昨日は、酒場の店主とバイト女子と常連のオッサンの総勢4人で、北千住にある共通の知り合いが働いている店でプチ新年会となった。なんだかんだと年始は飲みっぱなしのようだが、5日のうち2日は抜いている。それがどうしたと言われればそれまでだが、言う…

イントロが聴こえる

昨日も酒場に顔を出そうと、前日の夜から決めていた。正月だから「飲んじゃえよ」と、自暴自棄な心の声に誘われていた。半ば以上その気でいたのだが、昼過ぎから酒場は開いているというのに体が動かない。僕の中のなけなしの理性が止めているのか、それを超…

考えるな、感じるな

尿酸値が気になるお年頃の僕だけど、年始は飲まずにはいられない。この時期に固め飲みするために生きているようなものだ。母指球に多少の疼きを感じつつ、薬品を投与しているから大丈夫だと自分に言い聞かせ、今だけは怠惰に流されたいと思う。強い意志を持…

ニューイヤードリーマー

初夢は、昨夜見た夢を指す言葉だと聞いた記憶がある。正月2日から3日にかけて見た夢のことだ。そこで有名な「一富士・二鷹・三茄子」という吉夢のアイコンが今年の運勢を占うとか、なんとか。詳しいことは知らないけれど、夢に鷹と茄子が出てきた記憶はな…

ヤングブラッズすれ違い

元旦となれば、実家者の家には家族が集まるものだ。我が家の家族で、この家に集まってくるのは妹の家族だけ。その他の親戚はほぼ秋田にいるので、埼玉県の我が家にサクッと来られるのは妹のファミリーだけなのである。我が血族の関東支部としては、僕の家族…