あいつとオレの未来

 現実にありそうなことを夢で見ると、起きてからも、そのイメージを引きずってしまう時がある。昨夜も、大学時代の同級生が年賀状で再婚の知らせを送ってきたのだ。それも、新婚旅行先から謎の手作りエアメールを2通に分割して送るという。その1通目を読んでいる途中で目覚めてしまった。

 謎めいた手紙の部分は、おそらく僕が常にミステリー小説の類を読んでいるからだろう。手紙というのは謎を解く鍵だったり、あとで回収する伏線だったりする重要なポイントだ。ただ、この夢での最大の謎は「再婚」にある。なぜなら、現実のそいつは再婚うんぬんの以前に離婚してないからだ。

 それでも、冒頭で「ありそう」と記しているのには、それなりの根拠がある。むかしからの付き合いで考えると「浮気くらいはしそうだな」ということだ。そういう諸問題がこじれ、妻側から三行半を突きつけられることは想像の範疇だ。そんなことがあれば、気安く飲みに誘えるのにとも思った。

 ここで、現実の問題がもうひとつ浮上している。昨夜、眠る前に体の異変というか、不安というか、不調に気が付いてしまった。どうも背中というか、肝臓のあたりに違和感がある。まあ、肝臓がどこにあるのかはわからないのだが、内臓っぽい部位の不快感に感じられて心配でしょうがないのだ。

 このところ飲みすぎる自分を戒めるために、酒場での飲酒は水曜と土曜に限ると決めていた。家では飲まないので、確実な休肝日ができる。そう決めた矢先から先週は3日連続で飲みに行ってしまった。とにかく意志が弱い。でも、意志はどうあれ健康は大事なので、肝臓を労わろうと思っている。

 しばらくアルコールを断ち、ジョギングもして、健康で不調を上書きしたいと思っている。これも、弱い意志が言っているので、すぐに変わることだろう。それでも良い。ここに記したことが、あとから呪いとなって効いてくれば良い。気兼ねなく飲むための最低限の健康、これが何よりも大事だ。

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体はガタガタだけれど、絶妙なバランスで健康っぽさを保っている。