2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

続々・旅情は距離がものを言う

一昨日から12年前のブラリひとり旅の模様をトレースしているが、途中まで思い出したので今日もその続き。とはいえ、日々の微細な心境の変化もあるので、思い出し方にも小さな差異がある。当初は気軽に出かける旅の楽しさ的なものを記そうと思ったのだけれ…

続・旅情は距離がものを言う

脳内ゴートゥートラベルキャンペーン開催中の僕は、昨日の続きで12年くらい前の浜松まで来ている。そこで、2日後に知り合いと京都で落ち合う予定を作った。記憶が曖昧なので、今後はこのように改ざんしよう。とにかく先の予定が決まったので、もはや浜松…

旅情は距離がものを言う

僕は旅行が好きではない。計画を立てたり、事前にチケットの手配をするなどの雑事が苦手なのだ。だから、行き当たりばったりの気ままな旅行にしか行けない。このスタイルは何よりも金がかかる。でも、経済的に余裕がないくせに、この手段でしか旅行に行かな…

スペンサー・セッド

プロ野球の試合が終わると、勝利チームに対してヒーローインタビューが行われる。その試合の中で、もっとも活躍した選手を評してのものだ。ホームチームが勝利した場合は2人選ばれる。昨日の横浜スタジアムでの試合では投手が2人選ばれた。つまり横浜ベイ…

さよならカメラ

前職の先輩から借りていたカメラを仕事で使っていたのだが、長年の使用に耐えきれずに昨日ついに息を引き取った(ように見えた)。被写体を認識しないので、ピントが合わない。僕はカメラの扱い方をサッパリ理解していないので、小さいトラブルはすべて「壊…

太陽光線ふりそそぐ惑星で

アウトドア派でもなんでもない僕だが、キャンプ場に行ったりBBQに参加する機会は何度かあった。詳しく述べることは割愛するが、キャンプ場に行くのは仕事だ。BBQは友人宅で行われるものに参加することが多いが、規模的には10人以上な場合が多いので…

ネガティブ・ポジティブ互換性

昨日ここで記した仕事の愚痴を居酒屋の店員さんや数人の常連に漏らしたところ、その仕事は「楽しそうだなぁ」と誰もがいう。確かに楽しんでしまえば、それは役得でしかないようにも思える。本来なら、その仕事のプロでもない僕ができるはずのない仕事を任さ…

止まらない愚痴の暴走機関車

仕事や頼まれごとは断れないタイプだ。僕ができることを頼まれたのならば、喜んで引き受ける。でも、近ごろ僕に頼まれるのはチョット無理っぽい仕事ばかりなのだ。何故そんな無理なオーダーが来るのか、それは僕の甘さにつけ込まれているのだ。だからと言っ…

彼女から手を引け

ある日の午後、出先から会社に戻ると、オフィス内は不機嫌なムードに包まれていた。全員がしかめっ面で電話を待っている。女性社員からの電話を待っている。その報告いかんによっては、その会社の今後が左右されるそうだ。張り詰めた空気を切り裂くように電…

あらかじめダメージ回避作戦

結果を知る前に、その事柄が上手くいかないと予想できてしまった時は、その悪い想定を先に誰かに話してしまう。そうすることで、実際に想定通りのことが起こった場合に受けるショックを緩和する。口にすることで準備ができる。頭の中で想像しているだけだと…

穏やかならざるリバーサイド

僕が生まれ育った町は不便だ。ずっと「駅のない市」と呼ばれ、市外の高校に通っているときは軽くバカにされた。地方自治体レベルで他人をバカにしようという発想はなかったので、それを言われて初めて地元愛が芽生えたとも言える。でも強い地元愛ではないの…

空前絶後のシュプールを描け

いまは、暦の上では秋に属する季節なのだろうか。肌感としては冬と言っても差し支えないような気がする。自分で使っておいて言うのも変だが、この「肌感」という言葉には違和感がある。意味としては「実感」と同じなのだろうし、もっと正確に言えば「肌感覚…

世界の片隅では、いつも熱戦

昨日は久しぶりに野球の試合に出場した。高校の同級生だけで作ったOBチームが母体だが、主力となる我々世代よりも、助っ人で来てくれる後輩の方が戦力としてはメインとなる。毎回、なかなか人数が集まらなくて苦労するのだが、昨日は珍しく余るほど人が来…

個と個の繋がりフレンドシップ

第一印象は大事だというが、僕の場合、誰に対しても第一印象では判断しかねることが多い。自分には人を見る目がないと思っているので、そこに関してはあまり自分を信じていない。とはいえ、あとになって「変なヤツについて来ちゃったな」と思うような間違い…

雨に誘われ動き出す

天気が悪いとやる気を失う。今日は朝からジョギングして、午前中に仕事を終わらせて、午後はゆっくり本でも読んで過ごそうと思っていた。もしくは近くの駅から電車に乗って都内のラーメン屋をのぞき、帰りに新しい本を買うという計画もアリだな、なんて夢想…

鋭敏嗅覚秋季人間鼻

外に出ると、隣近所の庭から秋めいた香りが漂ってくる。このトイレの芳香剤みたいな匂いは、自然のものの方が濃い。化学合成された商品の匂いの方がソフトに感じる。かつての芳香剤は「匂い隠し」のためにかなり強かったと記憶している。でも、最近の芳香剤…

ガラスの世代間断絶

社会人になりたての頃、上司や先輩がゴルフの話しをするのが嫌だった。感情と顔面が直結していたので、表情にも出るし、隠そうともしなかったので注意された。その上、先輩から「お前もやるんだから」と既定路線のように言われるのだった。背が高いので「飛…

脆弱ハートブレイカー

僕は機械に弱い。クルマの不具合が生じた時など、簡単に直せそうだと思ってもカーショップに持って行く。パソコンのトラブルなどはひとりで解消できる気がしない。僕はマックブックを使っているが、ほとんどのトラブルは再起動で対応してきた。困った時の再…

旅の空、華麗に和風に舞え

中年になると昔話が多くなるが、僕もご多分に漏れず過去のストックで会話をもたせることが多い。実地の体験が激減している今年などは、特にその傾向が顕著である。僕は旅行を「趣味」の欄に記入できるほど定期的に旅歩く人間ではない。だから、旅行の体験も…

天使と悪魔の視点

主観と客観、ニッチとマスなど、とにかく物事を見る時の視点というのは多いほうが良い。自分個人だけで納得するだけじゃなくて、それに対しての意見を他人に聞くことで、異なる見方を「ひとつの考え方」として容れた方が多面的に見られる。そう思ったところ…

ダラダラいいわけ日曜日

このようなブログ形式で適当な作文をアップするという自己満足をはじめて10年以上になる。最初は文章を書く練習のつもりだったが、今ではクセであり習慣でもある。日記を兼ねている部分もあるが、それほど事実をありのままに記していないので参考にはなら…

おうち時間でクイック&デッド

仕事先の人が共有サーバを設定して、いつでも僕に仕事を振ってくるようになった。リモートワークというやつだが、これの困ったところはギャラが明確じゃないということだ。ダラダラと送られてくるので、時間や作業量で料金を設定しにくい。その辺を曖昧にで…

おお友よ、歩いて帰ろう

昨夜の記憶が曖昧な時は、たいてい最寄駅から歩いて帰ることで酔いが回ってしまった場合が多い。雨の日はいつも、朝外出するときにバスを利用することになる。だから帰りもバスなのだが、最終バスは総じて早く終わる。そうなるとタクシーか歩きかの二択で、…

僕のアメリカ、ヘアメタル

西暦1973年生まれの僕にとって、70年代のロックはすべて後追いだ。幼心に聴こえていたような気がするので、多少のノスタルジーは感じる。でも、それは小さい頃すでにナツメロ的な扱いだったような気がする。だから厳密なルーツというか、自分の始点と…

クルマといっしょに自分探し

いま乗っているクルマの調子は悪くないけれど、心から気に入って手に入れたクルマではないので、乗り換えの予定はないけれど妄想クルマ探しを楽しんでいる。僕の中では、すべての買い物でイチバン楽しいのがクルマ探しだ。中古車をこまめに乗り継ぐのも、そ…

捻って挫けたオレの下半身

最近になってようやく楽しく観られるようになってきたプロ野球。好きな球団の選手の顔と名前が一致して、プレーの特性がわかってくると俄然楽しい。各選手の応援歌やチャンステーマなども覚えておくと、球場に行った時にさらに楽しめる。そういうファンの熱…

だいたい交互にくる

良い時と悪い時というのは、だいたい交互にくる。だから、前に行った時に楽しかった店でも、次に行った時は警戒してしまう。その警戒心が周りの人にも伝わり、余計に不信感を抱かれ、楽しくなくなってしまうということはありそうだ。結局僕は、常にハッピー…

プラスチックに踊らされ

いくつかのパスワードを記憶しているが、これらの無意味な文字列を記憶していることが無駄に思えてならない。かつては「忘れないような番号」をパスワードに設定することが多かった。でも次第に、他人に特定されないような分かりにくい文字列にしなさいと注…

ワーキングクラスの海を漂う

最初に就職した会社では営業マンだった。いや、正確には営業マン見習いの気分のままで辞めてしまったが、ついた仕事は営業職だった。その会社で扱っていた商品の知識を深めるため、メーカーが講習会を開いてくれたりする。それは半分接待みたいなものもあれ…

若い芽を摘まず目をつむる

はじめて僕が通うようになった酒場には、近所の大学生が代々バイトに入っていた。かつては「女人禁制」じゃないけれど、バイト同士の揉め事が面倒だったので女性は断るようにしていたという。でも、男女差別と言われたらオシマイだと判断したのか、最近では…