クルマといっしょに自分探し
いま乗っているクルマの調子は悪くないけれど、心から気に入って手に入れたクルマではないので、乗り換えの予定はないけれど妄想クルマ探しを楽しんでいる。僕の中では、すべての買い物でイチバン楽しいのがクルマ探しだ。中古車をこまめに乗り継ぐのも、その楽しみを何度も味わうためだ。
まず、最初は何も候補を考えないで、中古車情報誌（いまならクルマ探しの検索サイト）から気になるクルマを頭の中に軽く留めておく。買い替えの予定がなくても、僕のような中古車乗り継ぎ派（そんな派閥があるのか知らないが）は常時「いいクルマはないかな」と次に乗る候補を探している。
旅行やキャンプ、または釣りなど、クルマを使う用途がある趣味を持っている人にとって、このクルマ選びは割と簡単だと思う。その用途に応じてメーカーが、それに向けた仕様をアピールしたクルマを用意している。買い手は、本当にそのクルマが自分に合っているかだけをチェックすればいい。
僕はクルマを使う趣味を持ってはいないが、一応釣りはするし、キャンプ場に行く機会も多い（主に仕事だが）。なので、今の気分としてはステーションワゴンか３列シートの手頃なミニバンが欲しい。現在乗っているクルマも奇跡的に３列シートなのだが、ちょっとだけオーバースペックなのだ。
ステーションワゴンは常に探している。僕が運転し始めた頃は、この手のクルマが流行っていた。僕は営業車と似た形状のこのセグメントのクルマを当時は好きではなかった。ただ、心の中で当時の時代の最先端という気分だけは残っていたのだろう。流行りじゃなくなった頃に中古で手に入れた。
その中古のステーションワゴンは取り回しもよく、故障もないので長く乗っていた。でも、飽き性なので何度目かの車検のタイミングで乗り換えてしまった。荷室が広いので、もっと活用できたクルマだったと思う。その後悔から、次にステーションワゴンを手に入れたら活用したいと思っている。
