アルカホリックシティー

 昨日は、酒場の店主とバイト女子と常連のオッサンの総勢4人で、北千住にある共通の知り合いが働いている店でプチ新年会となった。なんだかんだと年始は飲みっぱなしのようだが、5日のうち2日は抜いている。それがどうしたと言われればそれまでだが、言うほど飲んでないと主張してみた。

 僕はこの北千住という街が好きで、機会があれば住みたいくらいだ。南北に走る線路を中心に、東西に街が分断されている構図だ。東側はいわゆる文教地区で、高校や大学がいくつかあるので整理された印象だ。かたや西側には、飲み屋が無数に立ち並んでいる。呑兵衛にとっては夢のような街だ。

 普段から、飲みに来る時は西口にしか降りないので、東口のことはよくわからない。文教地区だと認識しているだけで、本当の街の内情はよく知らない。そんなエリアにある居酒屋に、昨日は初めて訪問した。ナントカ大学を横目に見た通りは静かで、この辺は住みやすそうだなぁと思ったりした。

 その居酒屋は休業日だったのだが、常連向けのサービスで昼間にも開けているということだった。そういう特別営業のタイミングで訪れるというのも忍びないなと思いつつ、落ち着く店内でリラックスして飲むことができた。キャラの立ったその店の常連さんもいたので、楽しい雰囲気で過ごせた。

 良い店だと感じたので、今後はこちらにも顔を出せるようになりたいなと思った。ただ、ひとつだけ懸念があるとしたら、そこで推している酒が日本酒ということ。僕は、日本酒を飲むと酔いの方向性がガラッと変わって、ヘビーかつ引きずる酔い方となり内臓を道端にぶちまけてしまうのである。

 この辺を克服したいのか、このまま日本酒との距離を保ったままがいいのかは分からない。ただ、できないことを「そのまま」にしておくのは気持ちが悪い。そう思って何度もトライしては、その都度玉砕してきた歴史もまた事実である。昨日はハードに酔いたくなかったので、日本酒は控えたぜ。

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この写真は別の店だが、北千住の名店のひとつ。割烹くずしの店。好き。