2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

悲劇のヒロイン撲滅運動

長寿番組として有名な「徹子の部屋」を観てしまう。実家で仕事して、実家で昼飯を食べるのだから、日中のチャンネル権は母親のものだ。そこには何も異存はない。でも、母親には「徹子の部屋」を楽しみにしているフシがある。徹子〜おしゃべりクッキング〜ド…

偶然ネコが通り過ぎる

たまに風景の写真を撮っているときに、そのシーンの中に鳥でも飛んできたら「絵になるのになぁ」と思うことがある。また、水辺の鳥を見て、もう少し木陰に近い場所にいたら「絵になるのになぁ」と思うこともある。つまり、自然界の生物はこちらの絵心を汲み…

アクアテラリウム移住計画

むかしからリクガメが好きだ。あのゴツゴツしたフォルムにグッとくるのだ。できれば飼いたいが、巨大化しそうなので場所を確保できない。もし飼うとしたら、中庭を大きなアクアテラリウムに改造したいところだ。ちなみに我が家には中庭などないし、池なんか…

予定調和破壊王の孤立

僕は今でこそ酒場にひとりで通っているが、30歳前後の頃は誰かと飲みに行く方が好きだった。その頃は仲間内で合コンが流行っていたので、そういう飲み会にもよく顔を出した。下世話な話だが、合コンの目的が「お持ち帰り」だとしたら、そういう成果は一切…

ジョガーは迷い道くねくね

何かをしながら別のことを考えていて、気がついたら自分の居場所が一瞬わからなくなるときがある。クルマの運転中に考え事をしていて、知らないうちに目的地をスルーしそうになったりとか。高速道路では、セルフ自動運転モードのような状態になっているので…

今月末が誕生日の古い親友

仲の良い友達ができると、いつかその関係は「壊れる」と思ってしまう子供だった。ずっと仲良しでいられないのなら、いっそ自分から離れてしまえと思ってしまう。または、そこそこ仲の良い友達を浅く広く作ってしまう。そういう保険のような関係を広げるうち…

富士山麓からクレイジーレター

僕が運転免許を取得したのは大学卒業間近だ。いや、厳密に言えば卒業した翌週のことだったと思う。卒業式に間に合うように合宿免許を申し込んでいたのだが、途中の実技試験を2回ほど落第して2週間くらい伸びてしまったのだ。その影響で入社式にも遅れた。…

スターダストをつかまえて

僕は比較的ものを溜めない方だと思っているのだが、かと言って何でもサクサク捨てるタイプでもない。邪魔にならないように置いておく、そんな仮置場のような場所があるのだ。実家者に両親と僕の3人で住んでいるわけだが、人数に対して部屋が余っているので…

優しい、強い、あたたかい

昨日は音楽イベントの「第10回パンダ音楽祭」に行ってきた。例年はアルコール持ち込み自由で、飲み食いしながら適当な席で仲間と一緒に観られる自由なフェスだった。でも、パンデミックにより昨年は配信のみとなり、今年は制限を設けて来場者数を絞って、…

パンダと中年の白昼夢

音楽フェスなどに行く際は、聴いたことはないけれど名前だけ知っているようなアクトを事前に調べたりする。予習というヤツだ。そうすると意外と知っている曲があったりして、なるほど「いま売れているんだな」と実感するのだ。でも、そういう風に調べている…

生活が情熱の邪魔をする

先日も触れたことだが、現在の僕は週に1度程度の歯医者通いで煩わしい日々を過ごしている。こちらにも日常のペースがあるのだが、歯医者の予定というのは遠慮会釈なしに人様のスケジュールを埋める。基本的に在宅仕事が多い僕は、時間の融通が利いてしまう…

トラブルシューター休眠中

いつもの仕事がいつも以上にスムーズに進んでいるときは注意が必要だ。いつもは最後まで回答がこない最終確認が異様に早いのは、締切日に大トラブルが発生する予兆なのだ。僕としては完パケ納品済みで終わったと思っている案件が、厄介な大幅修正とともに締…

輝く光の中で目覚めよ

僕のベッドの頭側には大きな窓がある。カーテンが閉まっているので、朝起きても日差しは入ってこない。太陽の光とともに目覚めるのが人間の理想的なサイクルだと聞いたことがある。あのカーテンは理想とは程遠い。日差しが差し込むようなカーテンに替えれば…

元シャトルランの貴公子

小学生の頃は子供ならではの勘の良さとか、聞いたことを幅を持って解釈する理解力があったようなので、勉強しなくても授業を聞いただけでテストの点数は稼げた。ただ、それは長じると誰もが身につけるので、横に並ばれた時点で僕の秀才期は終わった。中学校…

能天気バチェラー貴族

もうあまり聞かれることはないのだが、たまに知り合いから思い出したかのように「結婚してたっけ?」とか「結婚する気あるの?」と質問されることがある。以前はもったいつけた返答をしていたのだが、今では結婚しないのではなく「できない」のだと、能力と…

クロスロードは給水ポイント

毎日のジョギングでは、なるべく途中の自販機でキレートレモンをグビッと飲むようにしている。今は走るのに適した気温だが、夏場になるとバテてしまうだろう。途中で給水する意識を植えつけておけば、脱水などで体調を崩すこともないと思う。この習慣をあと…

バイシクルレース日和

今朝は日課にしているジョギングの距離を短めに短縮した。別にツラくてギブアップしたわけじゃない。気持ちとしては走りたいのだが、客先での打ち合わせの予定があったので早めに切り上げた。それでも心残りではある。そんな心を見透かしたのか、これも日課…

順調なのには理由がある

今年に入って我が家に起こったもろもろの出来事により、何かと落ち着かない日々を過ごしていた。その要因のひとつに、亡くなった祖母の貯金の引き継ぎ問題があった。僕の母親だけが対象者なので、その手の手続きを最初は自分でやっていた。でも、高齢者に優…

体を重ねると書いて、体重

昨日ここで記した内容と同様の悲劇が昨夜も繰り返された。現在の横浜における絶対的な守護神・三嶋一輝が2日続けて9回に被弾した。前日は勝ち越しの2連続ホームランで、昨夜は同点に追いつかれる2ランホームランだった。結果的に昨夜は引き分けで終わっ…

絶望あたえる一撃2発

今朝起きた時、いつも通りの朝なのに何か大きな喪失感のようなものを感じて目覚めた。前の日に大きなミスを犯したとか、誰かの信頼を裏切ったとか、そんな感覚の胸のうずきがあり思い返してみた。昨日の出来事でもっとも大きなショックといえば、三嶋一輝が…

デンタルはメンタルを壊す

むかしから歯医者は苦手だが、年齢を重ねるとともに恐怖に近い感覚が芽生えつつある。いつも、その恐怖にとらわれないように気持ちを強く持って向かわなければいけない。構えているので気がビンビンに立っている。殺気と言っても良い。もし僕に何かあったら…

ヒップなホップに首ったけ

先日の連休で出かけていた隣人からのお土産で、きゅうりの味噌漬けが我が家の食卓に並んでいた。見た目がアレなので躊躇したが、ひと口食べると止まらなくなる旨さ。ご飯が進むオカズにもなるが、これは酒の肴にもってこいの逸品である。あまり飲まないが、…

冒険者たちは何処へ行った

長い休みがあると旅行に行くタイプではないのだが、定期的に旅情を欲するので「どこか行きたいなぁ」と思うときはある。以前は常に狙っているエリアがあって、時間があったら行こうかなと調べたりはしていた。実際に行くわけじゃなくても、そういう空想旅行…

退路を断つ話法との対決

交渉上手な人と話していると、いつの間にかその話を断れない雰囲気になっていることがある。前置きが長くて本題になかなか入らない話には注意しなければいけない。最近、知り合いから断りにくい仕事を頼まれて引き伸ばしている。できれば断りたいが、断るタ…

自主規制と解放のマッチポンプ

一昨年までの今頃の季節は、夏に向けてボディを最終調整している遊び人が大勢いたことだろう。僕は筋トレが苦手なので、ムキムキのマッチョとは縁がない。どちらかと言うと、鍛えた分だけ細くなるタイプだ。昨今聞くところの細マッチョというのとも違い、単…

手ぶらは最強かつ不用心

僕は、出かける時の荷物が多くなりがちなタイプだ。特に仕事で外に出る時は、メール連絡に対応するために重いPCを持ち歩いてしまう。携帯に飛ばせるようにすれば良いのだろうけれど、そうすると仕事から離れたい時にも意識してしまう。だから、仕事絡みで…

悪口アレルギーの処方せん

これまで生きてきて、自分のメンタルが調子悪いと思ったことはあまりない。精神的には割と安定して生きてこられている。社会人になりたての頃、周りの仲間が非モテをこじらせて他人の悪口しか言わない時期があった。そのまま妬み嫉みに凝り固まっていたらメ…

罪悪感、それはえん罪

昨年初頭のパンデミック以降、世界は罪悪感に支配されていると言っても過言ではない、というのは言い過ぎかもしれないが、僕個人としては罪悪感を背負わされているような窮屈さを感じてしまっている。今までも僕のボディサイズとしては窮屈な世の中だったの…

代打にかかるプレッシャー

プロ野球(セ・リーグ)で、試合後半のチャンスでピッチャーに打順が回ってくると、代打がコールされることになる。それはチャンスに強い切り札でなければいけない。数少ないチャンスをモノにできる、ハートの強さを求められる。見守る全ての人が期待してい…

底から見える景色

今年のプロ野球が開幕してから約1ヶ月。感染症対策などで選手が揃わない状況が続いていたが、次第に落ち着いてきた感じではある。外国人選手も合流してきたし、隔離で戦列から離れていた主力なども比較的揃ってきたと思う。ようやく全てのチームが本来の戦…