体を重ねると書いて、体重

 昨日ここで記した内容と同様の悲劇が昨夜も繰り返された。現在の横浜における絶対的な守護神・三嶋一輝が2日続けて9回に被弾した。前日は勝ち越しの2連続ホームランで、昨夜は同点に追いつかれる2ランホームランだった。結果的に昨夜は引き分けで終わったが、感覚的には負けに等しい。

 ただ、ここで毎日プロ野球の偏った試合結果だけを記しても意味はないので、ここではただ嘆くだけにとどまる。週明けから気持ちの晴れない日々を過ごしているのは、単にプロ野球の試合結果による。勝てば気持ちよく、というか普通に生きられて、負けると落ち込むというコスパの悪い趣味だ。

 今週で、何か晴れがましいことがなかったかと頭の中をリバース。唯一の気晴らしは、歯医者の帰りに行きつけのラーメン屋に行けたことくらいか。2月中旬に減量節制ライフに入ってしまったので、それ以来足が遠のいていた。減量に悪影響を及ぼすくらいの濃さであり、ボリュームの店なのだ。

 その日も、その店でのフェイバリットである濃い濃い鬼盛りラーメンを食べようと思って行った。入店すると、両サイドの客がすする濃い濃いなスープの匂いが鼻腔を刺激して来る。それとともに、これを食べたら今までの努力が水の泡になるという弱気も同時に顔を覗かせたのでメニューを変更。

 ほぼ決まっていた濃いラーメンから、割と食べやすい坦々つけ麺に土壇場で変更した僕。昨夜の横浜が、8回裏の時点でほぼ手中にしていた勝利を取り逃がした原因は、僕のこの心変わりにあるような気がする。いや、そんな気はしないのだが、そんな現実逃避が必要なくらい悲しみが止まらない。

 そういえば、割と食べやすいとはいえ坦々つけ麺もボリュームのあるメニューではある。多少は太るかなと思ったが、その影響はなかった。昨日、保健指導の電話がきて、僕が馬鹿正直に記録している日々の体重を見て「順調です」と褒められた。それでも、さらなる努力を求められた。どんだけ?

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川中島にて。心の中の両雄が「ラーメン食え」「いや食わん」と闘っている。