2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

体が歩きたがっている

そろそろ体を動かさなければと思いつつ、なかなか早起きしてジョギングする計画を実行に移せていない。早起きといっても、普通の会社員が出社するタイミングより少し遅いくらいだ。それで、走ってスッキリした頭で午前中から仕事をサクサクこなして、午後は…

転がる先に幸あれ

仕事において「自分にしかできない」ことは無いと思うが、自分しかやりたがらない仕事はあると思う。いや、別にコチラも「やりたがっている」わけじゃないのだが、誰もやりたがらない仕事が回ってくるということだ。業界内での持ち回りのような感じだが、そ…

その先の奥へ

小さい頃、自分が映った鏡と鏡を合わせると、何番目かの自分の顔が死んだ時の年齢になっているという都市伝説があった。合わせ鏡の顔なんて、たぶん判別できるほど鮮明じゃないから、何とでも言えるわけである。僕が合わせ鏡で想像したのは、これって「無限…

視点を変える練習

自分に限らず、人が物事を考える視点というのは主観でしかない。それを客観的な言葉や資料で補完して、物事に対する理解を深めていくのが研究というものだろう。一般的には主観の段階で終わっていることが大多数だと思う。すべてはそれぞれの個人的な意見で…

あの小さな家で、僕は

夢で見る光景は、現実とは微妙に異なっているものだ。僕の感覚では、眠っている間に映像記憶の整理を行うので、そのランダムな映像を眺めているだけのように思われる。それでも、そこで見させられている映像には意味があるような気がするし、何かしらのメッ…

カテゴライズ・ブルース

会話の流れで「どっち派か?」を問われる時がある。そば派うどん派やネコ派イヌ派は、自分の体験としても聞かれたことがある。そのふたつだけで選ぶとしたらうどん派でイヌ派だ。でも、麺類ならラーメンに決まっているし、動物の好みなら、どちらかと言えば…

別れの盃のように

何度も記してきたことで、いい加減に本気で取り組まなければいけないと思っているのが「断酒」である。できれば、次の採血までの1ヶ月間くらいはアルコールを抜きたい。先月末に予行練習として2週間ほどやめてみた。飲まないことで禁断症状は起こらないが…

年に一度の大仕事

前の会社を辞めて、なし崩し的にフリーランスに転身というか、会社に属することなくもらえる仕事をやる日々も10年目を迎える。年々、仕事に慣れてギャラも上がって、貯金も増えて、順調に業績を伸ばすということは全くなく、ジリ貧という状況だ。それでも…

ほんとうのことは無価値

歯に絹着せぬ言動をカッコいいと思う時期がある。忖度なしの発言は気持ちが良いものだが、それは、その場が停滞している場合に限る。大きな権力的な存在のせいで誰もが止まっちゃっている時に、その重石を取り除く行為として発言する分には、周囲から喝采を…

掘り返した穴は浅い

自分の持論とかこだわりのようなものは、成長の過程でコツコツ積み上げてきたものが多いと思う。いろいろ経験したことで辿り着いた自分なりの結論であれば、その言葉には多少の説得力があるだろう。でも、こと自分に置き換えて考えると、必ずしも経験から得…

思春期ワープ

懐かしい曲を聴いた瞬間、それを聴いていた「あの頃」に戻ってしまうことがある。僕は、高校時代は海外のヘヴィメタルしか聴いていなかった。それが、大学で部活の寮に入った時に同室の同級生から却下された。その部屋は同期部屋というか、先輩からのシェル…

積もる話に埋もれて眠れ

酒場で程よく酔い、そろそろ帰ろうかなと会計を済ませ、まだグラスに半分ほど残っているビールをすすりながら帰り支度トークをしているところに、知った顔の常連が通りかかって、そこに店主が声をかけて「一杯飲んでく?」と聞いたら当然飲むわけで、僕もつ…

自然のなかで無力な人間

サバイバルの知識がある人は、逞しいと思う。手持ちの数少ない持ち物を活用して、不意のトラブルに対処することができる。それはアイデアを持った人間ということだ。日頃から考えているということだ。何も考えていない人はいないけれど、生き延びる手段を考…

スピリチュアル・オブ・ジャパン

年に何度か、富士山まわりで行われるアウトドアイベントに顔を出す。それは個人的な趣味ではなく、仕事だ。キャンプイベントなどのお手伝いとして仕事先から呼ばれる。いかにも楽しげなイベントだが、主催側のスタッフなので疲れ果てる。動き回った挙句、そ…

君に甘いチョコレート

この世に記念日であるとか、ある日付けにイベントを紐づける風潮があるから悲しい思いをすることになる。個人の誕生日などでも、その日に「祝われない」人がいたら、それは悲しい日になってしまう。もちろん、不惑を過ぎた僕が誕生日を盛大に祝って欲しいわ…

リスペクト・スペシャリスト

むかしから、ひとつのことに熱中することができない。これまでに集中して取り組んだのはラグビーくらいだが、それも突き詰めたという感じではない。ただ、なんとなく肌に合っていたので、長く続けられたというだけのことだ。はじめた当初の苦手意識も、長く…

プライドは非効率な厄介者

なにか事を起こす時には、誰でもいちばん早いやり方を選ぶものだ。時間は大事だし、その事に関わる人間がいる場合は、その相手の時間も奪うわけだから、最小限の手間で済ませるのが礼儀でもある。ただ、その事を遂行するに当たって気を遣わせる人間がいると…

通りすがりのナイトソングス

かつて幽霊を信じていた頃は、周りの友人を困らせるくらいの怖がりだった。受験勉強と称して仲間の家で夜に集まっていた時、誰かが怖い話を始めたりする。聞かなきゃいいのだけれど、狭い部屋なので聞こえる。そして、怖すぎて「ひとりじゃ帰れない」ので、…

旧式人間 vs. 無礼者

酒場の客たちは、同世代か年下が多い。年齢で口調を変えるのはダサいので、基本的には親しくなっても敬語に近い話し方をしている。それは、仕事場でも年下から指示されることも多々あるので、そういう場で年齢を理由に偉そうにしないためでもある。年上だか…

時空を超えて捕物帖

時代劇を見ていて、または読んでいて、日本人の心のようなものを感じる時がある。こういう心意気は日本的だよな、なんて思ったりする。でも、果たしてそれは日本的なのかと疑問に思ってしまうのだ。それを書いているのは、例えば池波正太郎先生ならば、それ…

我は知の伝道師なり

本を読んで新しい知見を手に入れると、早く人に話してその知識を自分の中に固定化したくなる。論を立てたくなるのである。多くの人に話している間に、自分なりの表現力でその知見を説明できるようになる。そこまでいったら、その知見はすでに僕の中で消化さ…

海外渡航歴を述べよ

中国由来とされる新型ウイルスの拡散が心配される昨今だが、海外に行くことはいろいろリスクを伴うものだ。リスクというか、覚悟とでも言うか。僕は、20代の中盤にインド旅行に行った。その旅行の帰りに1週間だけタイ旅行を足した。それ以外では、友達の…

悪趣味の壁を超えろ

下品だったり汚かったり不快に感じるような表現のものがある。小説などの創作物には、あえて汚かったり、人を嫌な気分にさせるものを見せる場面がある。清濁合わせ飲むというが、キレイゴトだけで表現されたものはウソくさい。そういう世界は絵空事なので、…

最後の聖戦は延期

一度通いはじめると「いつ終わるんだろう」と途方に暮れてしまうのが歯医者だ。なかなか終わらない。そのターンが終わっても、継続治療の案件は半年後にチェックしに来てくれと言われる。その間に別の歯が痛み始め、半年待たずに通うことになる。その繰り返…

全国制覇という野望

たまに、無性に食べたくなるものがある。大好物というワケでもないのだが、それを食べる快楽に取り憑かれているとでもいうのだろうか。頭にその味を思い浮かべると、もう「食べたい」と条件反射で欲するのだ。そういうジャンクフードがいくつかある。それら…

リッスン・アンド・レッスン

音楽を趣味程度に聴いて30年くらい経つが、自分の好きなジャンルや掘り下げているアーティストなどは特にいない。その時々でハマったりすることはあるが、継続的にずっと追いかけるということができない。いっときのムーブメントとして過ぎてしまう。付き…

昼からお先に

酒場の常連のひとりから、その人がその酒場にプレゼントした「オリーブの木の植え替えをするから手伝って」と誘われたので、昨日の昼間に行ってきた。オリーブの木は店前に置いてあり、成長してきたので鉢を大きくサイズアップさせるというのだ。時間はかか…

先輩の言うことは絶対

小学生の頃は、先輩に敬語を使うとか礼儀正しくするとか、そういう文化も気遣いもなかった。たまに先輩ヅラしてくるヤツもいたと思うけれど、それはガキ大将のようなキャラの人間で、威張っているので嫌われていた。年歳が違っていても仲が良ければ友達のよ…

ザ・ネンザ

中学生の頃に、陸上部の試合前にヒネッた足首の痛みが、30年以上経ったいまでも残っている。いわゆる捻挫というヤツだが、これが治らないまま今に至る。普段は痛まないし、日常生活で気になることはない。ただ、急に走ると確実にグキッとヒネる。準備運動…