夏の準備が間に合わない

 ここ数日、夏のように暑い。自分の実感としては今くらいの気温が昔ながらの夏の平均くらいだと思う。でも、21世紀の夏はこんなもんじゃない。暑さが底上げされているというか、天井知らずというか、とにかく毎年記録的に暑い気がする。だから、この程度の暑さで参っている場合ではない。

 経験上、暑くなると自然に痩せると思っていたのだが、この数日で体重が微増している。ジョギングなどの熱中症対策として水分を多めに摂っているので、その水分が体重に加算されているのだろうか。走らないと体重が動かない、でも走るためには水分を多く摂らないと危険、そして水分で太る。

 実際に水分量で太るのかは分からないが、他に思い当たる節がない。食事の量は変わらないし、走る距離などはむしろ伸ばしているのだ。運動量を上げた分、もっと体重が減っても良さそうなものだ。単純計算が成り立たないと対策する気がなくなってしまう。どういう理屈なんだと思ってしまう。

 そこで考えたら、明確な理由に思い至った。昨日はプロ野球交流戦を観に所沢のメットライフドームに行った。ご時世柄、ビールは売っていないが、売り子さんがノンアルビールを持って回っている。その中のひと銘柄が「これ、酔いそう」と思うくらいビール感があった。それを3杯ほど飲んだ。

 約1リットルの水分を摂取したわけだ。しかもビールの味を再現するための成分が含まれている分、単なる水と違いカロリーがある。そういう雑成分が太る原因になるのだろう。雑成分が好きで、雑成分で大きくなった人間としては耳が痛い話だが、すんなり痩せたければ雑成分を切る必要がある。

 昨日の野球観戦後、帰宅する際にバスの時間が合わなくて家まで2キロほど歩いた。さっきのノンアルコールビール摂取分を消化するためでもある。これで家に帰って夜食を食べたら太るが、そこを堪えて寝た。だから今朝は「かなり痩せちゃったかも」と思ったのだ。結果は増量。意味わからん。

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夏が近づくと水場や日影に涼を求めてしまう。橋の下なんてベスポジ。