闇から闇へと消えた闇練

 別に終わりにしたつもりはないのだが、最近まったくジョギングをしていない。健康のためにも走りたいのだが、寒くて外に出るのが億劫なのだ。体重は毎日測っている。走らなくなった分、ちゃんと増えている。今年の最低体重からは5キロほど戻ってしまった。食事の量は変わってないのだが。

 ジョギングにダイエットの効果はほとんどないと聞いたことがある。それでも構わず走ってきた。それだけが原因かは知らないが、今年のアタマから夏にかけて15キロ以上減らすことができた。自分では気がつかないが、周囲の人から痩せたと言われるような、目に見える変化が見られたようだ。

 体重を測っているので、その数字だけが実感であり、目安だった。スリムになりたいわけじゃなくて、健康になりたくて取り組んだ減量への取り組みだった。ただ、徐々にウエストが細くなるので、新しくジーパンを買うときにはウエストのサイズを下げた。高校時代と同じ33インチを選択した。

 腹が出ていると、動きにシャープさがなくなる気がする。自分の中で消化できているスポーツがラグビーしかないので、そのプレーを想定した体づくりを漠然と考えている。本当なら体重は落とさない方がポジション的には良いのだが、実際にラグビーするわけじゃないので体重の件は不問とする。

 運動の時に参考にするというか、スポーツをする姿勢としてラグビーしか参照データがないのだ。その思考を元にプロ野球を見ているし、スポーツに限らず、会社などの組織活動を見てもラグビー的に考えてしまう。チームプレーという部分では、個々の強さで全体のバランスを補う感覚が好きだ。

 だから、僕がひとりでジョギングをしていても、それは仮想チームのメンバーとして自主トレしているイメージなのだ。誰かと同じ目標に向かって取り組んでいると思えば、挫けそうな気持ちも折れない。そんな良いイメージを、今年の夏までは持てていたのだ。ここ数日の寒さで完全に忘れたが。

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走るのが億劫で出かけられない日でも、できれば散歩して歩数を稼いでいる。