原動力は根性と知恵を少々

 毎年、元日には「今年こそジョギングを通年続ける」と決めるのだが、毎年途中でブツブツと途切れる。ケガなので仕方ないのだが、そんなことよりもケガをしないで走ることを意識するべきだ。もちろん、僕も学習能力がないわけではないので、いつもケガを意識して走っている。だから超遅い。

 超遅いのにケガをするのは、多分重いからだ。そこを対策するとなるとダイエット問題が浮上してくる。ジョギングはダイエットに効果がないと言われているらしいが、僕はジョギングをダイエットとして取り組んでいるわけではない。いつか走れる日までの体作りだ。それが一向に進まないのだ。

 なぜ走れる体を手に入れたいのかというと、スポーツでケガをしたくないからだ。走れさえすれば、おそらくある程度の運動には耐えられる。当面は草野球での動きを良くしたいし、どこでも守れるようになりたい。そこに慣れてきたら、オーバーエイジラグビークラブに入ろうと思う。野望だ。

 先にクラブに入っちゃって、体を鍛えないとダメな状況を作って追い込むという方法もある。去年は、実際に友達に誘われて活発なクラブの練習に参加してみた。そこはシニアチームではないが、練習はラン中心なので怪我はしないかと思った。甘かった。普通に走っていて肉離れをしてしまった。

 肉離れは、傍目から見ると歩けるので、僕がサボっているように見えるらしい。でも、そこから無理して走るとさらに長引く肉離れになる。痛いと思ったら即離脱、これが中年肉離れを長引かせないコツだ。すぐに治るが、とはいえ強化はされていないので、ちょっとした刺激ですぐに痛みが出る。

 おそらく僕の想像では、まずガツっとダイエットで体重を落としてから筋力強化として筋トレを取り入れつつ、徐々にランの距離を伸ばしていく方法がベストなのだと思う。離れるクセのついた肉を一旦リセットしない限り、何度走ってもそこにぶつかる。そう思うのだが食事制限は絶対にイヤだ!

f:id:SUZICOM:20210101163802j:plain

海に向かって小石を投げる若者の躍動するフォームを見て、憧れを抱く中年。