フィジカルから指示がある
僕はジョギングを継続できない男だ。運動不足を痛感しているので、常にスポーツを欲してはいる。でも、久しぶりにやると必ずケガをする。ケガをすると長期離脱する。長期離脱すると動く気をなくす。それでリアルに体力の低下ともろもろの数値の悪化が進み、仕方なくまた走り出すのである。
今朝、起きた瞬間に「走ろう」と素直に思えた。いつもは仕方なく重い腰を上げるのだが、今日は自然に起きて着替えて準備して走った。久しぶりに走ると必ず調子が悪くなるので序盤は歩いていたのだが、運動の準備をして出ているので体が勝手に走ろうとする。だから、体の指令に任せてみた。
本当は速めのウォーキングがちょうど良いんだと思う。実際に走ったところでスピードはお爺さんの運転するフラフラ自転車と変わりない。でも、走りのリズムでしか体が納得しないのだ。いい姿勢でスタスタ歩く方がエクササイズになると思う。でも、僕が欲している心臓の鼓動にならないのだ。
走って息を上げると、その日１日快調に過ごせる。そのために必要な距離を走れれば、それで十分なのだ。僕としては１時間くらいは走りたいのだが、それだとオーバーワークになるようだ。今日も、体の声を聞きながらゆっくり走ったが、後半はスジが軋む嫌な音がしたので、途中からは歩いた。
捻挫がクセになっている左の足首に気をして走っていたのだが、右のヒザ裏に軽いシビれがピキッと響いた。肉離れの予感かと思って、すぐに歩いて屈伸したり触って痛い場所を確認したりした。まだ腫れたりはしてないようだ。様子を見てまた走ってみたが、数歩で再びシビれが来たのでやめた。
こういう小さな兆候を見過ごしてケガをして走れなくなるのがツラい。だから、ゆっくりで良いと思っている。いつもは落ち込むのだが、今朝は天気も良かったので気に病むことはなかった。ある程度は息が上がるまで走れたので爽快感もある。この勢いを借りて、これからひと仕事やっつけんぞ！
