ホーム・ステイ・ホーム

 関係者各位に「すべてテレワークでお願いします」などのお達しを送ったわけでもないのだが、最近の仕事はメールで依頼されてメールでお返しする案件が増えている。交通費がかからないので節約になって良いのだが、家でやった仕事をギャラに換算するのが面倒だ。そして少し遠慮してしまう。

 先週あたりから仕事が入りはじめたのだが、それが間断なく追加されていくので途切れない。来週の締め切りに向けて、ヤケクソ気味にひっきりなしにメールが来る。それらを全部その日のうちに仕上げて発注元に戻す必要はないのだが、戻さないと僕が落ち着かないので絶対に終わらせてしまう。

 そんなやり取りを繰り返していたら、今週に入って一歩も外に出ていないことに気がついた。偶然にも、2回目の緊急事態宣言に準じている。僕の意識としては、締め切りは重要至急の用件なので、それに向けた業務で出かけることは問題ないと思っている。それが、偶然テレワークで済んでいる。

 家で仕事をすることには慣れた。以前もこういうことはあった。体は楽だが、肉体が少しずつ弱っている感覚はある。そろそろ走りたい、走らなければと思ってはいる。でも、僕は朝しか走りたくない。暗くなってから走るつもりは毛ほどもない。その朝が寒いので、起きたらお昼近いことが多い。

 今日は早く起きることができた。即座に走ろうと思った。でも、走ってないし、もうすぐ昼なので走らない。理由はないが、気持ちが乗ってない時に走るとケガをするので、気持ちを待っている。必ず「お、今日はそんなに寒くないな。走るか」と思う時が来るのだ。それだけは経験で知っている。

 仕事の即日戻しを何日か繰り返していると、相手の方が手詰まりになることがある。僕が戻した内容を確認して修正が入ったりするのだが、それもすぐ戻すので送る仕事が尽きるのだ。そうなると1日まるっと空いたりする。空いた時に別の仕事を入れるが、そんな時の別の仕事は遅かったりする。

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もう今日は走らないが、散歩はしても良いと思う。空を見上げてみよう。