カメハメハライフ

 毎日ジョギングしているようなことを他人に言ったりしているが、雨の日は当然のように走らない。健康体のフリをしているが、僕は膝の靭帯を何本か欠損しているので、下半身はガラス細工なのだ。だから、例え雨がやんでいたとしても、濡れた路面を走るのは苦手だ。転んだら一巻の終わりだ。

 昨年の保健指導とは異なり、もはや目的を失ったジョギングだが、リバウンド対策として続けている。食事の量を制限した状態で走っているものの、体重は現状維持か微増という感じ。そして、雨が降ったら走らないので、ちゃんと太る。以前のように腹は出ないが、数字の上では昨年比を上回る。

 でも、昨年は本格的に一度しっかり減らしたかったので、多少の無理はしていたのだ。何日間かは1日1食でイッキに減らそうとした。そういう極端なことをすると目に見える成果があるのだ。そうやって減らしたベストは、今よりも5キロほど軽い。でも、ナチュラルな生活でも減らせると思う。

 それは断酒だ。1年間、完全に酒を抜けば同じくらいの体重になるだろう。そのうえジョギングも続ければ、さらに減るだろう。尿酸値の値も改善されるので、良いことしかない。そうは思うのだが、それでは本末転倒なのだ。目標は、思いっきり気兼ねなく飲み食いするために痩せたいのだから。

 ここで何度も愚痴を記しているが、結局は地味に今のプチ節制ライフを続けるしかない。たまに濃いラーメンを食べては罪悪感に苛まれ、翌日の体重はご丁寧に増えるという増減の日々である。ただ、日々の体重を観察し続けることは重要で、これを怠ると二度と体重計に乗りたくなくなるだろう。

 今日は雨だったが、去年は雨でも走っていたことを思い出して、夕方近くになってから走ってきた。気温が上がってきてから、走ること自体はとても気持ちが良い。今日は雨だから最悪なコンディションだが、それさえなければ走る足取りは軽い。調子が上がってきている。油断して怪我しそうだ。

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週末は写真のように満開だった桜も、花散らす雨で祭りの後の寒々しさだ。