何かが足りない週末
僕だけのことだが、なんとなく今年の前半のハイライトが済んでしまった感がある。ちょっと仕事が固まって入ったり、楽しげなイベントがあったりで、それらが終わってしまうと抜け殻になってしまう。燃え尽きるというほど燃えたつもりはないが、しかし、現在たしかに虚無的な心境ではある。
もしかしたら、期待していたプロ野球の開幕スタートにならなかったことも起因しているかもしれない。早々にスタートダッシュを決めて最高潮に盛り上がっているはずだったのだが、２試合連続で大量失点での敗退となった。とは言え、年間通せばこんな試合はあるわけで、まだ諦めるのは早い。
野球といえば、自分が入っている草野球チームの試合もそろそろ始まる。日頃のジョギングは何の足しにもならないが、それでも走っている成果を出したいところ。いい加減今年はヒットを打ちたいし、守備でも良い感じで処理できるようになりたい。上手くなりたいと言えるほど練習してないが。
いま僕がイチバンやりたいことは、野球のシートノックだ。打つ方じゃなく受ける方だ。少年野球の頃の記憶で言えば、僕はノッカーには向いてない。全然キレイに打てない。アレは意外と難しいのだ。フライを取る練習がしたい。高いボールを取るのには慣れが必要で、慣れれば怖くはないのだ。
スポーツが得意な人間は、あまり練習をしなくてもいろんな競技をある程度は習得することができる。動きをマネする能力に長けているのだろう。僕は練習による鍛錬を経てからじゃないとモノにできないと思い込んでいるので、練習をしてない段階で守備に自信が持てない。普通に下手でもある。
プロ野球選手たちは、もともとスポーツが得意な人間が、さらに努力を重ねてトップクラスの能力を手に入れた能力者たちだ。それらの人間たち同士が対戦しているのだから、結果よりも内容を見た方が良い。でも、チームの負けがこんでくると意識が低くなりそうなので、やっぱり勝ってほしい。
