三振とピッチャーゴロ

 日曜日はダラダラと昼近くまで寝て過ごすことが多いのだが、今日は久しぶりに野球の試合に出場した。生涯でもっともプロ野球の試合を観ている今日この頃、野球の座学は深まっているような気がする。あとは実戦あるのみと意気込んで望んだ今日の試合、結果はいかに。8時半、プレーボール!

 今日のポジションはライト。草野球では、もっとも守備的に信用できない人間が守るポジションだ。いつも肉離れで途中離脱するので、仲間からの信用は低いのだが、最近のジョギングにより強化されていると過信して張り切っていた。ダイビングキャッチでもしたろか、などと燃え上がっていた。

 そういう際どい打球は飛んできたのだが、慣れていないせいかワンバウンドで取ってしまった。もう少しダッシュすればダイレクトに取れたなと後で反省した。でも、次はないのだ。ただ、今日の収穫というか、ずっと硬くて扱いにくかったグローブが柔らかくなってきた。手に馴染んできたのだ。

 それを実感して、俄然やる気が出てきた。声も出る。「さあ来い」と本気で言える。その勢いを借りて打席で成果をあげたい。ただ、こちらも期待されていないので9番打者だ。最初の打席は3回の先頭打者。1点先制されていたので、反撃したいところ。大好きな打者をイメージして打席に入る。

 相手のピッチャーはかなりの軟投派だ。草野球のベテランにはこのタイプが多いのだが、のらりくらりと緩い球を投げてかわしてくる。頭の中では横浜の大和選手を憑依させているつもりだが、自前の選球眼はアマチュアの最下層レベル。外角の緩い球を見逃しての三振。不甲斐ない。しょんぼり。

 ただ、その回に打線が爆発して6点と勝ち越しには成功した。次の回も先頭打者として打席に立ったが、そこでまた相手のピッチャーが変わっていた。最初よりもさらに輪をかけた軟投派で、打たされた球はピッチャー前のゴロ。その回で交代となったので、生まれ変わった姿は見せられなかった。

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昨日のランチに食べた大好物。この時は今日の活躍を信じて疑わず。