雪崩れ式仕事納めバスター

 年内にやっておきたかった仕事が、年明けにならないと動けないと連絡があった。その仕事に厄介なオプションが付いており、安直に安請け合いしてしまった。頭の中で仕事の進行を想像してみたら「不可能」との回答が出たので、忘れないうちにオプション部分のお断りメールを入れてしまった。

 僕は「できますか?」と聞かれると、反射的に「できます」と答えてしまう悪いクセがあるようだ。売り言葉に買い言葉というか、売られた喧嘩は買うというか、いや、喧嘩なら猛ダッシュで逃げるのだが仕事は軽く受けてしまう。期待されていると誤解して、瞬間的に期待に応えたくなるようだ。

 学生時代のコーチから「期待に応えないことは罪だ」という、本人いわくフランスの格言を叩き込まれた。単純に「期待通りに動け」と言うのではなく、格言を出してくるあたりがニクい演出だ。しかもフランスと言われたら、コチラも確認できない。今も確認していないが、別に嘘でも構わない。

 嘘の格言で洗脳されたイエスマン。そんな単純なことではないが、相手にとって都合の良い人間になろうとして動いてしまうことは否めない。損得ではなく、人の役に立つ方が生きやすいのだろう。利用されてバカを見たとしても、その場でちょっと悪態をつけば気は晴れる。晴れない時もあるが。

 ま、なんだかんだ言っても年内の仕事は来年に持ち越しになったので、今日で仕事納めということだ。来年と油断するなかれ、来週のことだから。それでも「今年も終わりか」という肩の荷がおりた感覚は湧いてきた。祝杯でもあげたいところだが、先週しっかり飲み過ぎているので、しばし断酒。

 残りあと4日しかない今年。予定は地味に埋まっているが、予定を消化するだけじゃなく、自分の用事を片付けることも忘れないようにしたい。明日は出かけるか。最近は飲み屋以外に出かけていない気がする。今日は髪を切りに行ったが、それは最低限の身だしなみ。もっと個人的に出かけよう。

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用事がないと出かけられない。例えばこのジャージャー麺を食べに行くとか。