捨てる神、見捨てる神

 先日からのPCトラブルが解決されることなく、今日の午前中まで持ち越された。パソコンのことなら秋葉原に行けばなんとかなる、そう思って昨日の仕事帰りに彼の地へと向かった。そこでパーツを手に入れて自分で付けようと思ったのだが、はて、どこに売っているものやらさっぱり分からん。

 何店舗かをめぐり、売り場の人間に聞いても埒があかない。と言うより、そんなことは聞くなとばかりの素っ気ない態度に、何かタブーを犯しているような気持ちになってアキバを後にした。メイドカフェ的な容姿の女性たちが声かけしてくる雑多な通りを、肩を落として家路についたのであった。

 そこで今朝は、別のアプローチを実行に移すことにした。もう自分の手で何とかするのは諦めて、正規販売店にお願いしよう。それが間違いない。最初からそうすれば良かった。ただ、持ち込んだマシンを何日か預けるのが億劫だったのだ。仕事で使ってるマシンなので、預けたら何もできまへん。

 とは言え、ここは急がば回れだ。何としても直さなきゃいけないのだから、絶対に直してくれる直営店が最適だろう。あまり近所にはないのだが、都内なら何店舗かある。ある店舗に決めて電話すると、待たされること5分超で担当者が応答。待たされすぎてしどろもどろになるのは不本意である。

 なるべく簡潔に要点を伝えると、拍子抜けするぐらいの即答で係が違うからかけ直してくださいと別の電話番号を伝えられる。むむむ。面倒くさくなってきたぞ。で、そちらにかけ直すと自動音声のガイダンスを挟んでリアル担当者が登場。さっきと同様の要件を超簡潔に伝えると地獄の最後通告。

 いわく「当社の製品は5年以上経つと消耗パーツの製造を止めるので、お客様の年式ですと店頭では対応できません」との答え。マジか。終わりか。諦めるしかないのか。買い替えか。金かかるな。でも、新しいマシンになるのか。最新のソフトの機能が使えるな。良いかも。そして今日も秋葉原

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緊急事態宣言が明けたこともあるが、期せずして毎日外出して朽ち建も見れてる。