めざめよ改造人間

 昨日、2回目の新型コロナウイルスワクチンを接種してきた。これで万全とは思わないけれど、まずはひと安心という気持ちは少なからずある。この安心感は「もうコロナなんて怖くない」という質のものではなく、予約して2回打ちに来なきゃいけない手間が済んで気苦労が減ったという意味だ。

 接種会場は何カ所か選べるのだが、僕は集団接種会場となっている市の保健センターを選択した。両親がそこで打ったので、僕も予約するときに会場選びで悩みたくなくて、何も考えずに選んだ。あまり外出できない現状なので、僕がその保健センターに行ったことがないという部分も大きかった。

 この保健センター、普段は健康診断とかをやっている場所なんだと思うが、こんなことでもない限り来ることはない施設だ。入口の作りが市役所に似ていて、お堅い印象を受けてしまう。学校の教員が出入りするエントランスの雰囲気にも似ている。とにかく一般人から見て多少の威圧感を感じる。

 2度目の訪問なので経路は分かっているのだが、一応足元の矢印に従って歩いてしまうのは子供の頃からのクセか。ひとりで帰る時に、道路の白線を踏みながら帰った記憶が蘇る。案内に従って奥まで進み、問診票を渡して順番を待つ。診察室はふたつあるが、接種を担当する医師はひとりだった。

 診察室と言ってもパーテーションに区切られただけの簡易的なものだ。そこに入るなり、ほとんど前置きなくズブッと刺される。1回目の時はなんら痛みを伴わなかったのだが、今回はガツンと痛みが来た。部活の先輩から肩にパンチを食らった時の感触だ。でも、筋肉注射ってこんなもんだろう。

 そして夜は明け、今朝になって熱を測ると37度ちょっと。もともと平熱が高いので、微熱と呼べるかも微妙な体温だ。注射した左肩の痛みは変わらず、さらに頭もちょっと痛いかな。軽い副反応が出ているのか、それとも昨夜は急に冷え込んだので風邪をひいてしまったか。まあ、そんな感じだ。

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天気も悪いし気分も晴れないので今日はジョギングをサボる。軽く自己嫌悪。