バーガー・イート・バーガー

 今年の始めに保健指導の担当者と面談し、それ以降ジャンクフードを避けてきた。特にハンバーガーは一度も食べていなかった。なぜ、それだけを避けてきたのかと言うと、保健指導で最初にハンバーガーを食べるかを聞かれたからだ。そのことで、バーガーに対して過剰に警戒するようになった。

 その間、ラーメンは何度も食べていた。どちらが高カロリーなのか、体に良くないのかは分からない。何となく、背脂ギトギトの濃い濃いラーメンは体に悪そうだ。でも、同級生で50キロ近いダイエットに成功した人から聞いた話では、ダイエット中でも昼飯のラーメンは欠かさなかったという。

 だからラーメンは問題ないという刷り込みがあった。それよりも、むしろハンバーガーの方が明確に「ダメだ」と言われたような実感がある。本当はバーガーどころじゃなく、菓子パン全般を食べない方が良いと示唆されたのだが、もともと菓子パンは食べない。でも、ハンバーガーはよく食べる。

 我が家からイチバン近い飲食店が、ワールドワイドでフェイマスなMマークのハンバーガーチェーンだ。保健指導期間に入るまでは、週イチくらいのペースで食べていた。それが原因で太ったとは思わないが、太っても仕方ないような量を食べていた。セットに単品のバーガーを2つ足すのが常だ。

 ハンバーガーを食べたくなるのは、コマーシャルによるサブリミナル効果だ。その時期のキャンペーンものが美味そうだと思ったら、それを頼んでしまう。それに安い汎用のバーガーとチキン系のバーガーを単品で追加する。セットはポテトをLサイズに変更する。まあ、確かに太りそうではある。

 今日、久しぶりに近所のバーガーチェーンに行った。いつものクセで、セットと単品のチキン系バーガーを頼んでしまった。鋼鉄の意思でポテトはサイズ変更しなかった。ドリンクは前からコカコーラゼロだ。これを食べた時に、すでに健康に毒された僕は「ちょっと重い」などと思ってしまった。

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行きつけの酒場で食べられる手作りバーガーは、罪悪感うすめに感じたもの。