潜在意識はいつもトイレ

 僕はよくトイレの夢を見る。便意や尿意をガマンして寝ると見るので、たぶん漏れちゃうぞというメッセージなんだろう。だけど、それにしては普通じゃない夢が多い。当たり前のトイレが出て来ることがない。いつも奇妙なトイレばかりだ。そして今朝も、そんな奇妙なトイレの夢で起きたのだ。

 どこかのビルのトイレで、外見からは左が男子用で右が女子用というオーソドックスな作りに見えた。当然だが、僕は男子用に入る。中に入って用を足す姿勢に入ると、横の壁がなくて女子用と中で繋がっていた。すでにパンツを下ろしている僕は、かなり遠くに見える女子側の鍵を閉められない。

 すると、壁にカーテンが設置されていることに気がつく。これを閉めておけば誰かが入ってきても最低限目線は合わない。それを閉めて用を足そうと本格的に構えると、人の気配を感じたのでカーテンの方をチラ見。そこには見知らぬ誰か、性別不明だが不気味な風貌の人間がぼーっと立っていた。

 そこで目が覚めたので、印象としては早くトイレに行けというサインのように感じた。僕は夢が何かの暗示だとするような言説は別に信じていない。だが、トイレの夢は単純な便意・尿意のコーションだろう。ただ、もともとトイレに行きたかったのか、夢の情景につられてもよおすのかは不明だ。

 信じていないと言っても、この世に夢診断が存在することは知っている。だから、興味本位でトイレ関係の夢をネット検索してみた。そこでも、基本的にはトイレの夢は尿意・便意の注意喚起である場合が多いことを載せている。ただ、目覚めた時に尿意がないものは何かの暗示だと記されていた。

 僕が見たのは「トイレに人が入って来る夢」になるのだろうか。本当はいつ入ってきたのか分からないので、その不気味さは残る。その項目で調べると「人からの干渉を受けるサイン」だとの診断。そんなことを言われても困るのだが、この診断がまさに不要な他人からの干渉だと思ったりもした。

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美しきつけ麺の盛られた絶景。トイレの夢ばかりで飲食の夢はあまり見ない。