ヌードルスープは完飲せよ

 健康に気を使って普段の食生活を見直したり、効率を重視して栄養をコントロールしたりする、いわゆる意識高い系の行動ができない。そのような行動様式にすると、あまり食生活に気を使っていない人に対して厳しくなりそうな気がする。他人が太ろうが、痩せようが、それは各人の自由なのに。

 炭水化物抜きや断食などのハードなダイエットをすると、みるみる成果が出るので「食事は敵だな」と実感してしまう人がいるような気がする。食生活に厳しいルールを取り入れていない僕にしても、夜の食事には罪悪感が芽生えてしまう。飲んだ後のラーメンなど、その最たるものかもしれない。

 基本的には食べ飲みの僕は、あまり飲んだ後に食欲が止められなくなることはない。食欲が暴走するのは、ほとんど食べないで飲みに専念し、酔っ払ってストッパーが外れた時だ。ただ、そんな時でもラーメンはやめておく。せいぜいが牛丼チェーン店にて「牛焼肉定食」を頼むのが関の山である。

 最近の僕の体重は96キロくらいで安定している。理想を言えば、あと10キロくらい減らしたい。でも、それは誤差の範疇とも言える。それだけ減らしたとしても、必ずリバウンドで戻る。しかも、それだけ減らすためには、冒頭のような意識改革を課さなければいけない。コスパの悪い改革だ。

 とにかく食事制限は受け入れ難い。それでも自分の体調を考えると、多少は体重を減らしたい。とても健康体とは言えないからだ。尿酸値を抑える薬も飲んでいるし、いつも体のどこかが痛い。学生時代に部活で痛めつけた代償とは言え、せっかく鍛えたのに、そのトレーニングに復讐されるとは。

 今朝、久しぶりに走ってみた。久しぶりなので、当然気持ちよくスタスタとは走れない。ここ数年、気持ちよく走れたことなど皆無だが。ただ、走るとお腹が空く。健康的な反応だと思う。健全と言い換えても良い。ライフスタイル全般を見直す気は無いが、少なくとも走るのは僕には合っている。

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食事にはある程度の濃さを求めるので、冷やし中華は年イチが良いところ。