家で寝ながらプロ野球

 開催を延期していたプロ野球が先週末から始まった。この週末は県またぎの移動も緩和され、各地で賑わったことだろう。僕も行きつけの酒場で野球の試合を観戦するため、真っ昼間から飲みに行った。よく球場に試合を見に行くメンツが揃ったので自然に盛り上がったが、推しのチームは負けた。

 いつも野球を観るのは酒場での無声状態の観戦か、球場で観る解説なしの応援だ。むかしのように、特定の在京球団を全試合TV中継などしてくれない。そういう解説によって、自分の推しチームが「どうすれば勝てる」かを教えてくれるので勉強になる。でも、今は文字情報などで補完している。

 昨日は久しぶりに、TVでプロ野球を放送していた。ケーブルなどではなく、いわゆる公共放送での野球中継だった。しかも、僕の推しチームのホームゲームだ。相手も、在京の国民的人気球団ではない。割とマニアックなカードと言えるかもしれない。その3戦目で、僕の推しは2連敗中だった。

 自分の好きな球団ではあるけれど、熱心な野球ファンではないし、すべての試合をチェックしようという気もない。ただ、他の野球ファンと話を合わすために追いかけているうちに、ここ数年は比較的わかるようになって来た。そうなると面白いので、さらに追いかけようという気持ちが芽生える。

 そんな中で、久しぶりに解説込みの中継を観ていたら、僕が考えていることと近い説明と、全然的外れだった仮説が覆された。なるほど、プロの話は聞いてみるものだな、と思った。このチームの特性を他球団の人がどう評価しているのかというのは、自軍の強みを知るためには有益なことなのだ。

 で、肝心の試合内容は、かなり痺れる投手戦となった。相手チームの新人投手が良い内容で三振の山を気づく中、こちらの先発も奮闘し、1点差のまま終盤までもつれた。継投に失敗した相手チームが最終回に逆転を許したのと対照的に、コチラは2番手が回またぎでビシッと抑えて試合を締めた。

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運河の水門は曇り。推しのホーム球場は野天で、梅雨は試合が流れやすい。