濃い酒が欲しくなる

 昨夜、オンライン飲み会に参加してみたが、やはり家飲みには違いないので酔いがまわるのが早い。そして、他の参加者はひとり暮らしなので気兼ねなく話せるのだが、そこは実家者の悲哀。どうしても話せることと話しにくことがある。特に下ネタなどは、できれば家族には聞かせたくないもの。

 それでも、気兼ねなく顔を見て話せるのは楽しい。会うことを禁じられているわけではないが、そんな当たり前のことにも罪悪感を感じるようになってきた。コロナ禍により世界が変わってしまったのは事実だが、これからもコロナ以降の世界を生きていかなければいけないので慣れる必要がある。

 オンライン通話では、会話の間を測りにくい。誰かが話し続けている限りは、待たないといけない。個人に向けた話も、複数の人間を待たせなきゃいけないので避けてしまう。でも、ついでに思いついた用事をパッと話した方が、日常の感じがして良い。オンライン上の空気など読めるはずがない。

 会社勤めの人間で、意識の高い企業の社員であるほど、このオンライン通話でのやり取りに慣れている。昨日のメンツは、特にイニシアチブを取るのが好きな人が主催していたので、その人を中心にして上手く回っていたと思う。この機に、僕も積極的に参加して使いこなせるようにしたいものだ。

 ただ、現状ひとつの懸念があり、それを対策するのを面倒くさいと感じている。パソコンでログインすると落ちてしまうのだ。こちらの通信状態が脆弱なのだ。使っているプロバイダの問題だと指摘されたが、調べたら絶望的なくらい弱いことがわかった。仕事にも支障をきたしているので問題だ。

 この状況はしばらく続くのだから、思い立った時に対策しても損はないはずだ。本当にすぐにでも変えたいところだが、あの手の工事って即日というわけにはいかないんだよなぁ。今から設定の面倒くささを想像して、気持ちが落ち込んでしまう。この世界に生きるのが苦手な旧式人間なのである。

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近代的な構造物には憧れるが、遠くから見る程度でちょうど良いよ。