花見の季節に冬眠中

 いつもの僕なら、桜が咲く頃になると朝のジョギングを日課として取り入れるのだが、今年は一向に走る気配を見せない。自分のことながら、全然走る気が起きないのである。昨今のウイルス騒動が関係しているのかと問われると、それに甘えて走り出しを先延ばしている部分はあるかもしれない。

 カタチから入ると言うが、この際、ジョギング用の装備を一新して揃えてしまうのも手かもしれない。今までは、過去の部活の残骸や、着なくなった服をソレ用に着ていた。でも、走りたくなるような格好というものがあるような気がする。そのスタイルになりたいがために走るというのもアリだ。

 ファッションは「靴選びから」と聞いたことがある。誰が言っていたのかは知らないし、通常なら「うるせーよ」と聞く耳を持たない。でも、ここは先人の知恵に従い、ジョギングに適したシューズを選ぶところから始めよう。実は、ジョギングシューズに関しては少し前から気になっていたのだ。

 まだウイルスが流行る前、マラソンのオリンピック予選で使われるシューズが問題になっていた。厚底ソールの規制の件だ。その問題が出る前からソールの厚いジョギングシューズに注目していた。それは走りやすそうだとかいう話ではなく、単純に派手でカッコいいからというミーハーな理由だ。

 足元には派手な原色を持ってこよう。現在使っているのは、購入時のアウトレットでイチバン安かったスニーカーだ。当然、ジョギングに特化したモデルではない。足首が内向きに反っているので、ソールの外側が極端に削れて自然に捻挫する仕様だ。そろそろ買い替えるタイミングのようである。

 確かに、ジョギング専用にシューズを購入したら「走らなきゃ」と思うだろう。それに合わせてウェア類も買い足しておけば「今日は洗濯しているから」という言い訳への抑止効果もある。僕なりの新コロへの経済政策はジョギングにしよう。まず、シューズ購入ミッションをじっくり検討しよう。

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あと3年で50歳。その年齢で100m走で12秒を切るのが目標だ。