そこは心意気を買う
昨日は仕事を予定していたのだが、お客さんが予定がいっぱいということだったので普通に休みにした。日曜日なので出かけても混んでいるかと思ったが、ここ数日の新型コロナウイルスの報道で外出を自粛している可能性もある。なので、近所の巨大ショッピングモールに行ってみることにした。
そのショッピングモールへの道のりは渋滞するのだが、地元民は混まない行き方を知っている。僕も当然、その裏道的なルートで向かう。とは言え、この行き方でも普通の土日ならば多少は混んでいると思う。ただ、昨日は混まずにスッと行けたので、それだけ交通量が少なかったのかもしれない。
そこは、休日の駐車場が無料なので、隣接する駅から外出するついでに停める人もいるんだと思う。だから満車の可能性も覚悟し、もちろん満車だったら帰るつもりで行ったら問題なく停められた。やっぱり空いてるのかな、と思ったけれど、駐車場が空いているからと言っても侮ってはいけない。
確かに家族づれの量は平日よりも少なかったかもしれない。でも、中高生と思われる若者が多いので、やはり多少の混雑感はあった。そう言えば彼らはもう前倒しの春休みに入っているのだ。休みに入りたては出かけたくもなるのだろう。結果的に見れば多少混んでるのだが、あまり気にならない。
たぶん、僕と彼らの回るルートは全然違っているはずだ。僕のような中年がひとりで買い物に行く場合は、行く先は自ずと決まってくる。昨日はＣＤと本と服を買うと決めていたので、迷わずにそれらの店を巡った。どの店も空いていた。通路だけが混んでいる。みんな、ただの散歩なのだろうか。
その中で、１軒だけ場違いな店に入ってみた。古着屋で、店員は女子しかいないので「女子向け？」かとも思ったが、店頭のコーチジャケットが気になり見ていた。店員に話しかけられ、試着したらサイズが小さい。すると、その子が奥から大量に服を抱えてきた。大した根性だ。もちろん買った。
