風のない街で栄養合宿

 昨夜も出張先の静岡駅周辺でナイトパトロール。同行者は仕事先の社長と、前日とは別のお客さん。僕は「はじめまして」のアホヅラで参加。幾つになっても後輩ヅラしておごってもらっているが、実際問題としてイチバン若いのだから仕方ない。出しゃばらずに、おごりの恩恵を享受するのみだ。

 誰もこの土地に明るくないので、前日われわれが飲み食いした駅ナカの飲食店エリアの居酒屋をチョイスした。明るくて賑わった感じの店で、夜をはじめるのには悪くない居酒屋だ。普段の僕なら最初の店ではビールしか飲まない。しかし、社長が頼んだ日本酒をすすめられて、これを強か飲んだ。

 最近になって日本酒を飲めるようになったので、以前のように「飲んだら終わり」のダメな酒じゃなくなった。普通に美味しい酒だった。体調が良いのかもしれない。酒場で金を払わない分、財布の調子も良い。こんなに至れり尽くせりだと後が怖いなとは思うのだが、大事なのはいつだって今だ。

 その最初の店で小一時間過ごしたあとで、次の店に向かった。ビールが安かったのでもう少し居てもよかったのだが、数人で飲むには手の内が知れてしまった感がある。これ以上のサムシングは無いと踏み、総意として次の店を目指した。そこでも選択肢が限られているので、昨夜の二軒目の店へ。

 そこが満席で入れず、酒場難民になりかけていたのだが、即座にふたつ隣の蕎麦屋を選んでいた。流石のチョイスだ。蕎麦屋なら程よいアテと良い感じの酒で、大人のレイドバックした夜を演出してくれるはずだ。そう思ってついて行くと、酔った社長がボリュームのある食べ物をやたら頼むのだ。

 本人は量を食べないのに、人にたくさん食わせたがる人がいる。年上の人には多い。最初のうちは楽しいひとときだったのだが、シメの蕎麦を頼む時に鶏天蕎麦を全員で選んだのが運の尽き。量を食えない社長は、5つ乗った鶏天のうち、ふたつを僕の上に乗せた。まさにスーパーサイズミー状態。

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猛烈に食べすぎたのに飲酒でバグった僕は、部屋でトドメの3次会を開催。