ポータブルアルコール

 熱中症対策という意味ではなく、尿酸値対策として水分補給を怠らないようにと医者から言われている。必然的に熱中症対策にもなる。家の作業部屋が我が家で唯一のエアコンなし部屋なので、夏の在宅業務は地獄の沙汰。どんなに対策しても暑いので、知り合いの事務所や店に逃げることになる。

 作業中の水分補給はペットボトルのお茶を飲んでいたが、このペットボトルを水筒に変えたいとずっと思っていた。買い物のついでに雑貨屋とかで水筒をチェックするのだが、なかなか気に入ったものが見つからない。デザイン的には「アリ」だと思っても、値段を見ると僕の金銭感覚と合わない。

 そうやってケチっていたのだが、家の人に水筒の件を漏らしたら買ってきてくれた。僕がこだわっていたデザインなんてシカトで、普通の学生が学校に持っていくようなヤツの現代版だ。今の水筒は「フタがコップになっているタイプじゃないんだ」なんて思いつつ、しかし実際かなりありがたい。

 ペットボトルのお茶はぬるくなるし、水滴がジワるのでPC周りに置いておくと気分が悪いのだ。その点、水筒は温度もあまり変わらないし、結露で濡れることもない。大きいので足元に置いてあるのだが、そのおかげでデスク周りがスッキリしている。もっと早く水筒を導入しておけばよかった。

 当初はキャンプに持っていくようなタンブラー型のものを探していたのだが、この普通の水筒にしたのは正解だ。タンブラー型だとペットボトルと変わらないので、補充に何度も行き来しなければいけない。あと、飲み口が大きいのでガブガブと飲んでしまう。事実たくさん飲んだ方が良いのだが。

 水筒とは異なるが、子供の頃はスキットルボトルに憧れた。ジュリーが「カサブランカダンディ」で尻ポケットから出したり、スクールウォーズで名村直が大木に飲ませたのもスキットルボトル。あの量だから強い酒を入れた方が良い。寒い日にチビチビと飲むのが理想で、夏向けの話題ではない。

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夏はヒューガルデンだぜ。間違ってもスキットルには入れるんじゃねえぜ。