定食のディスタンス

 昨日は午前中から、仕事で近くのお客さんのお店に訪問。そこに仕事で行くのは数年ぶりなのだが、他の用事があるので仕事以外でたまに行くことがある。その都度、昼メシをご馳走になっている。僕が近所の飲食店に全く期待していないのと裏腹に、その人は近所の旨い店をいくつか知っている。

 昨日も、この自粛のタイミングでランチのテイクアウトを兼ねて店でも定食を出すようになった居酒屋に連れて行かれた。近所とは言え、僕とその人とは住んでいる家がかなり離れているので、飲み食いのエリアが異なっている。だから、毎回すこし遠い。それでも同じ県内なので知れた距離だが。

 僕の住む市からは、間にひとつ別の自治体を挟んで行く店が多い。そのお客さんの店は、その間の自治体にあるので中間距離だ。そこに行く時は、仕事以外にランチの時間も考慮して訪問することになる。昨日は3時に予定が入っていたので、それに間に合うように切り上げなければいけなかった。

 その予定とは、配信による音楽フェスだ。それに間に合うように、タイトに編集したスケジュールとなる。でも、こんな時に限って仕事の調子が上がってしまう。客先でも仕事ができるようにPCにアプリを入れたので、出先での仕事が増えた。せっかくアプリを導入したので、もっと増やしたい。

 ランチはカキフライ定食をご馳走になった。時間に追われて余裕のない心の持ち主である僕は、食べ終わりに「美味しかったっす」と言うのを忘れた。でも、僕は美味しいものを食べると、食リポみたいに感想を言ってしまう特異体質だ。だから、この大好物のカキフライは普通の味だったと思う。

 ただ、サラダにかかっていたドレッシングは旨かった。それは伝えておくべき情報だったかも知れない。ドレッシングにこだわる店は好きだ。メニューをチラ見したら「当店のドレッシングは生モノなので早めにお召し上がりください」と注意書きを見つけた。やはり、分かっている店だったのだ。

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シンプルな定食だが、カキフライのキャベツと小皿のサラダで野菜モリモリ。