穴を埋めよう

 在宅の仕事で使えると思い、このコロナ禍での自宅待機をいい機会と踏まえてアドビのデザインソフトを購入した。スタートアップキャンペーン的な特価が出ていたので釣られた。サブスクなので年間の定額制ではあるが、来年からは元の値段に戻る。でも、今の状況を乗り越えるためには必要だ。

 昨日はずっと、このインストールと作業性の確認に費やした。そのため、この「なるべく毎日更新」を標榜するブログにも初めて穴を開けてしまった。何だか悔しい。だからといって今日2回更新しても仕方ない。過ぎたことは忘れよう。更新をしないことで得るものがあったのだから等価交換だ。

 とにかく、自分のノートPC上で作業できることが嬉しくて、知り合いの酒場の店主に「仕事はないか?」と連絡を取った。すると、来週からランチのテイクアウトを始めるのでメニューを作り直したいとのオーダーあり。すぐさまPCを背負って店に向かった。メニューの試作品を撮影するのだ。

 撮った写真をその場で加工し、簡単にレイアウトできる便利さ。これは仕事の効率が上がると思い、やはりソフトを導入したのは正解だと思った。ただ、こういう仲間内での簡単な使い道しかないというのも事実。この程度の用途では採算が取れない。とはいえ、積極的に営業活動するのも面倒だ。

 これまでデスクトップでしか作業したことがなかったので、ノートだと足りないキーがあることに気がついた。テンキーだ。ショートカットを多用していたので、いちいちツールバーから機能を探すのが面倒だ。そんなことをボヤきながら、それでも酒場のメニューは通常の半分の時間で完成した。

 ちなみにテンキーがなくてもショートカットが使えることを、先ほどネットで調べた。考えれば必ず答えがあるのだ。世の中は便利にしかならない。ノートPCにテンキーがないのは、なくても補えるからなのだ。こういうことに気付くたびに、僕の頭は堅いなぁと思う。仕方ない、それが資質だ。

f:id:SUZICOM:20200411111217j:plain

デザイン要素があるタイルを写真に撮ったりするのだが、特に感想はない。