2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

それでも野球は終わらない

草野球の試合に行くたびに、僕は自分に期待している。今日こそは打撃が開花して、ヒットの山を築くのではないのかと。その期待はここ数年裏切られ続けている。期待を裏切るのは罪だと大学のラグビー部のコーチが言っていた。その言葉はフランスの格言という…

野球なら仕方がない

日曜日は草野球の試合で、ほぼ半日グラウンドで過ごした。雨予報だったので「中止かも」と甘い見立てでいたのだが、当日は雨の気配は皆無。雨を見越して早めの集合だったので、その分余計に長くグラウンドにいたことになる。その上、最近ずっと避けていた試…

潜在意識はいつもトイレ

僕はよくトイレの夢を見る。便意や尿意をガマンして寝ると見るので、たぶん漏れちゃうぞというメッセージなんだろう。だけど、それにしては普通じゃない夢が多い。当たり前のトイレが出て来ることがない。いつも奇妙なトイレばかりだ。そして今朝も、そんな…

シェアすると恥ずかしくなる

先日、両親が秋田に帰省していたときに、ホテルでコース料理を堪能したらしい。いや、実際には伯父さんがホテルの給仕係に無理難題をふっかけてしまい散々だったらしい。そのコース料理にカニが入っていたらしく、家で留守番している(48歳の)僕にも食べ…

もう若くない麺ズクラブ

ここでも何度か触れてきたが、中年が粋に見える麺類は「蕎麦」と相場が決まっている(すこし駄洒落)。単純に歳をとると量を食えなくなることも関係すると思うが、蕎麦の味を「わかる」ことは大人のたしなみだ。そして良い店を知っていることも重要なポイン…

生まれた土地でリフレッシュ

昨日、法事で秋田に行っていた両親が家に帰ってきた。パンデミック下でもあるし、もともと出不精なので久しぶりの遠出ということになる。秋田まではクルマでも新幹線でも遠く感じる距離なので、両親の出身地で親戚なども多いのだが、なかなか行く機会はない…

ただいま、おかえり

宣言が解除になって営業を再会した酒場に顔を出してきた。普通にビールを飲める喜びを噛み締めていたら、杯数が進み、あっという間に会計の時間となった。楽しい時間は一瞬。酔っていると歩いて帰るので、2キロほどの道中でクーリングダウンする。でも、心…

家族旅行の予行演習

昨日は法事で秋田に帰る両親を送るために東京駅にクルマで行った。埼玉から向かうと1時間足らずの距離だが、平日朝の交通状況が読めなかったので早めに行った。途中で渋滞に巻き込まれるかと思ったが、それほど混んでいる感じはなかった。荒川を越えてから…

お宝テープはツメを折れ

音楽関係のソフトはすでに前時代の遺品の様相を呈してきた。いまやサブスクで聴きたい時に好きな曲だけをダウンロードする時代だ。僕はまだ前時代のシステムで音楽を聴いているが、ソフトを増やさないやり方のほうが現代的な正義だとは思っている。ただ、ま…

キープ・オン・ランニング男

高校の同級生で、陸上部の仲間だった男に10年ちょっと前に再会した。30歳は過ぎていたと思うが、その男はまだ走っていると言っていた。健康のためにジョギングしているとかの話ではない。その男の専門は短距離で、いまでも大会に出ているのだそうだ。そ…

レディ・フォー・アクション

今週、両親が法事で秋田に行くそうだ。最初はクルマで行くと言っていたのだが、昨今の嫌なニュース(あおり運転など)を聞くにつけ、両親をそんな無法地帯に放り出したくはないので、新幹線で行くことを強く推した。そのせいで、僕が新幹線のチケットを購入…

その街の光と影を求めて

会社員として働いていた頃は、たまにある出張がイチバンの息抜きだった。会社の金で出かけるので最初のうちはプレッシャーに感じたものだが、移動距離が東京から離れるに従って自由になっていった。それは、ほぼ旅行だ。出張の成果が頭をかすめるが、そんな…

ビールがあれば何も問題ない

昨日の続きで、僕がビール党に入党するキッカケはジンギスカンだったと記した。もっと言えば、肉とビールの相性に目覚めたのだ。焼き肉にもビールが必須だ。ちょうどその頃、近所に安価な焼肉屋さんで生ビールが200円で飲める店ができた。しかも、僕の好…

大丈夫、俺にはビールがある

もうすぐ緊急事態宣言が明けて、僕が住んでいる地域はどうやらまん延防止のエリアにも含まれないようだ。来週になったら酒場で飲める。そう思うと楽しみな反面、ここまで節制して落としてきた体重が一瞬でリバウンドしそうな予感もある。リバウンドしても良…

ペアのヤングにゃ敵わない

幼い頃、お祭りの屋台は心躍るものだった。少ない小遣いを握りしめ、立ち並ぶいくつかの屋台の中から最高のコスパを求めて考えを巡らせる。しかし、思考を遮るのは屋台の情報量と祭りの高揚感だ。ケチくさいことを考えるのが「しゃらくさい」と感じてくる。…

今年もモアホットマサラ

暑くなると辛いものが食べたくなるという話を聞く。僕はむかしから汗っかきなので、夏は汗が服に染みないことだけを考えている。それさえ考えなければ夏は好きだ。クーラーの効いた部屋で過ごすのも、灼熱の野外でドロドロに溶けるのも嫌いじゃない。ただ、…

爆食イメージトレーニング

いずれこういう日が来ると思っていたが、保健指導に従って3ヶ月ほど食事に気を使い、毎日ジョギングする日々に飽きてきた。体重を計っても全然変わらないが、前日に飲酒するとグッと数字が跳ね上がる。飲まずに過ごすとある程度まで落ちるが、その下限が見…

三振とピッチャーゴロ

日曜日はダラダラと昼近くまで寝て過ごすことが多いのだが、今日は久しぶりに野球の試合に出場した。生涯でもっともプロ野球の試合を観ている今日この頃、野球の座学は深まっているような気がする。あとは実戦あるのみと意気込んで望んだ今日の試合、結果は…

思い出は眼球に刻め

携帯が普及し、標準装備でカメラ付きなのが常識になり、スマホに至っては安価なデジカメの画質を凌駕する高性能なカメラを大多数が手にしている現代。デジタルデータとしてはスマホで事足りるようになっている。それでもカメラという趣味は残るだろうし、プ…

はじめてのスニーカー

子供の頃の衣類や靴などは、親に見繕ってもらうことが当たり前だと思っていた。幼い頃は自分の意思などなく、与えられたものを文句を言わずに着ていた。それが、徐々に周りから影響されて自意識が芽生える。この服はダサいとか、この靴はカッコ悪いとか生意…

優先順位はいまを楽しむ

すでに3ヶ月以上、節制生活が続いている。はたから見たら何も制限しているように感じられないかもしれないけれど、僕には十分すぎるほど過重な制約だらけの生活だ。慣れたのでしんどい、ツライってことはないけれど、これが普通だとは思えないし、思いたく…

夏の準備が間に合わない

ここ数日、夏のように暑い。自分の実感としては今くらいの気温が昔ながらの夏の平均くらいだと思う。でも、21世紀の夏はこんなもんじゃない。暑さが底上げされているというか、天井知らずというか、とにかく毎年記録的に暑い気がする。だから、この程度の…

眩しいメインストリート

どんな街に遊びに行っても、まずはメインストリートから奥まった通りを目指してしまう。目的の場所が大通り沿いにあったとしても、裏からのアクセス方法を探す。どういう刷り込みか知らないが、裏通りの方がカッコいいという感覚を持っている。それは逆に「…

オレの歯はラムネさ

歯医者に通い始めると長くなる。先月から通っているのだが、今朝また新たに治療箇所を増やしてしまった。現在治療中の歯を処置した後で、いま気になっている別の歯のことを指摘したら、そのまま処置に入ってくれた。歯医者ではあまり2箇所同時攻めはしない…

使い走りは俺の天職

大学時代は部活に明け暮れる日々だったが、そんな日々でも日常の小さな楽しみがいくつもあった。まあ、そもそも部活自体も学年が上がるにつれて楽しくなる。ただ、1年生の頃は厳しさにくじけそうになることもあった。そんな中では、練習以外の時間で楽しみ…

雪に書いた感想文

子供の頃、映画を観に行ったら母親に感想を言わなければいけないと思い込んでいた。それは、母親がそういう感想を逐一丁寧に言う人だったからだと思う。いや、今でも逐一丁寧に言う性格は変わってない。こちらが知りたいこと以外の全部を話して、聞きたかっ…

対人関係の演出アレルギー

何年か前に知り合いの女友達がやっているブラスバンドの発表会を見に行ったことがあって、知り合いヅラして最後まで成り行きを伺っていた。発表会の後で子供に教えるくだりがあり、そこで演奏を終えた彼女たちが子供と接する様が堂に入っていた。普段は見せ…

残留スペルバウンド

子供の頃に聞かされた怖い話は、いま思い返すと微笑ましいものばかりだった。その中でも「今夜12時までに『あぎょうさんさぎょうご』という呪文を解かないと殺される」という話は衝撃的だった。幽霊がどうとかの話を超えて、いきなり殺されるのだ。呪文は…

ボートジェッティを探せ

すでに使い古された感のある、または使いたくない感のある「ステイホーム」という標語。しかし、実際に出かける機会が減ったのも確かで、仕事的にはあまり困ってないのだが、話題づくりという点では厳しいので、このブログのネタも尽きてしまった。そうなる…

ときどきヌードルセラピー

むかし、高校の通学路にあったラーメン屋にたまに行っていた。ほぼ毎日同級生と一緒に帰っていたのだが、僕ひとりで帰るときは高い確率で寄っていたと思う。とは言え、それはほんの数回だ。家に帰っても晩飯は食べるのだが、家に帰るまでの道のりで消費する…