2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

すべての青春サバイバル

チラッと聞きかじったニュースの話だが、韓国のアスリートが学生時代にチームメイトと行なっていたイジメを暴露されて、出場停止などの処分が下されたそうだ。そのニュースを見ると、イジメというより、もっと暴力的なニュアンスが含まれていた。それでも記…

思考のタネを植えてくれ

僕は仕事を断りたくない。人から頼まれたら引き受けたいし、引き受けたらちゃんと終わらせたい。できれば早く終わらせたい。別に早く終わらせることで別の仕事にすぐ移れるからということだけではない。頼んだ仕事が早く終わったほうが、頼んだ人も嬉しいだ…

瀬戸際の攻防に弱い男

僕にはむかしから、土壇場でひと押しされると転んでしまう気の弱いところがある。何かを成し遂げる時は、情熱が大きい方がそれを行うべきだと思ってしまう。僕にはあまり情熱がないので、熱い誰かにいつも負けてしまうのだ。能力の問題なんて関係なく、最後…

もらってうれしいノベルティ

何か商品を買った時に、キャンペーンなどでノベルティグッズがもらえることがある。ここ数年クリアファイルが増えた気がする。当初は使い勝手が良いのでもらえると助かったが、もう我が家でも余ってきている。ダブつきはじめると次の手が打たれるもので、今…

地団駄踏んだんだ

先日から食生活をほんの少し改めて、運動をするようにして、体重を減らそうと努めているところだ。今までより日々の生活が改善されていると思われるので、最初の週はてきめんに体重が落ちた。このペースだとひと月で目標に達してしまいそうだと甘く見ていた…

一筆書きでは生きられない

いろんなことをシンプルにしていくと、無駄のない生き方ができるような気がする。〈ミニマリスト〉というライフスタイルがあるが、全部捨てて最低限で暮らすのも悪くないだろう。最低限なので迷わないし、その分を別の建設的な思考に回せるということだ。良…

言葉の境界線を行く

数字の語呂合わせで設定される記念日がある。今日は2のゾロ目なので、ニャンニャンニャンにかけて〈猫の日〉だそうだ。こういうダジャレ的な言い回しは日本でしか通用しないよな、と思って調べると、世界各国でそれぞれの猫の日が独自に設定されている。日…

見えないパウダーに包まれて

春を知らせる風物詩のようなものは数あれど、僕にもっとも季節の変わり目を意識させる存在は花粉だ。おおっぴらに花粉症だと公言するようになったのは最近のことだけれど、実質的には四半世紀ほど春先はかゆみに悩まされて生きている。そんな季節感をここ数…

悲鳴に耳を澄ませろ

自分では誰にも迷惑をかけずに生きているつもりでも、実は他人にしっかり迷惑をかけていることがある。逆恨みというほど具体的な心当たりがある出来事がなくても、気に食わない要素が僕にある場合はあるだろう。もともと他人に好かれる人生ではないので、何…

優しきインストゥルメンタル

仕事の作業用BGMとしてインスト曲だけを集めてプレイリストを作ってみた。基本的にはボーカル入りの曲が好きな僕は、あまりインストの曲を持っていない。それでもアルバムの中にインストの曲が入っているものもあるし、何かの気の迷いで手に入れたジャズ…

標語で固結びする生活

むかし、教室の黒板の上とか後ろの荷物置き場の上には、誰が考えたのか知らない標語が書かれた紙が貼られていた。僕は、漢字テストなどで思い出せない文字があった時に、その標語の中から該当する漢字を探して切り抜けたことが何度もあった。教員と生徒の向…

知らない国の音楽

少しも詳しくないのだが、ある時期からボサノヴァが好きになった。ブラジルの音楽だ。サンバカーニバルなどの賑やかなイメージがあるが、ボサノヴァは優しくて静かな音楽だ。ネットで調べたことを意訳すると、サンバに対しての新しい傾向、いわゆる〈ニュー…

名もなき街角で二度見

今まで生きてきて、通りすがりの風景に心を奪われたことなんて何度もあったと思う。その時に立ち止まれたかと考えると、それらは全て瞬間に通り過ぎて捉えられずに忘れてしまっている。僕の趣味嗜好が決定してからは、後で戻ろうかと思うこともあるが、若い…

ヘルスジャスティスへの道

健康かどうかは、個人の見解に過ぎない。当人が十分と思える健康体であれば、他人がとやかく言うことでもない。市の要請で来る保健指導は、医療費の削減のために健康になるよう指導しているのだ。それは個人の都合ではなく公の都合だ。それに従うかどうかは…

俺の体重アップサイドダウン

昨日の保健指導の際に計った体重が約102キロだった。その後、軽くジョギングしてシャワーを浴びて、薄着で計った体重は約100キロまで落ちていた。これは洋服の分を差っ引いても1キロ以上の減量ということになると思うのだが、僕はだまされない。計っ…

ヘルスケアとの攻防

僕は、自分の健康管理は自分でできるタイプだと思っていた。でも、定期検診の数値が悪く、市からの要請でメタボリックシンドローム対策の一環として派遣される保健指導を受けることになった。昨日連絡が来て、今朝担当者の訪問を受けた。ものすごいクイック…

それぞれのイーブン

かなり前の話だが、知り合いのクルマのカーステに僕のCDを入れっぱなしにして、返してもらおうと思ったら、真夏の車内に置き忘れて剥き身のCDがメロメロに反り返っていたことがあった。その時に、その知り合いは悪びれる様子もなく「あ、夏だからね」的…

タイムマシーンは要らない

40代に入ってからの僕は、ときどき無性に昭和歌謡や80年代の日本の音楽を聴きたくなる。単に懐かしいということもあるのだが、知らない旧い曲を見つけてシンプルに良いなぁと思うことも多い。自分が好きになる曲の傾向を時系列に辿ってみると、意外な共…

その奥へ、さらに深く

ものの理解というものは、表面だけを見ていても分からない。その中に入って、深く潜り込んでやっとヒントが見つかる程度だ。体育会の学生だった僕で言えば、ずっと続けていた競技の真骨頂というものは見えずじまいだったような気がする。だから、今でもやり…

ずっと人見知りでいい

大人が「人見知りなんで」などと言い訳するのは恥ずかしいことのような気がする。そう、言い訳が恥ずかしいのだ。社交性なんてものは後天的な性質に過ぎないのだから、元来人間は生まれつき人見知りのはずだ。それが生存本能で、簡単に言えば「知らない人に…

川沿いでマイフレンド

高校の同級生が近所に住んでいる。僕は実家者の独身中年だが、彼は結婚した相方と2人の娘とともに暮らしている。近所だからと言ってしょっちゅう遊びに行くことはないが、僕のジョギングコース沿いに彼らの家があるのでたまに会う。僕がジョギングをサボり…

見えない脆弱性との闘い

我が家のネット環境は、家庭用の最低限の通信速度のプランで契約していると思う。設定した当時は「メールさえ見られれば」と思っていたので、最低限でも何ら構わないと思っていたのだ。それが、昨今のテレワークで重いデータをアップする時などに、このプラ…

人の目を見て話せない

面接のときは「面接官のネクタイの結び目あたりを見る」と教わったことがある。ほぼ目を見ていると錯覚してもらえるポイントがその辺りなのだと言っていた。誰が言っていたのか、今ではハッキリしない。高校受験の時だったか、大学か、就職試験か。面接のた…

群れなすものとハグレモノ

僕の学生時代は第2次ベビーブーム世代で、大量の生徒を効率的に割り振るようなシステムで構成されていたと思う。極端な体育暴力が横行している場面もあったが、それはバランスの問題だろう。校内暴力の嵐が吹き荒れた時代の後なので、教員側の武装解除が統…

君と動物園で見た

独身の僕は、女性との交際など自由にできる身なのだが、肝心の相手がいないのでいつも1人で飲んでいる。こういう状態が長く続くと枯れるんだよなぁと思ったりもするが、そういう意味では十分長く1人なので枯れかけているかもしれない。こんな状況に慣れる…

障害物を難なく越える男

中学生の頃、陸上部だった僕はハードルの選手にさせられた。競技の中から専門を選ばされるのだが、誰も110mハードルを選ばなかったので、いちばん背の高い僕が半ば強制的に割り振られた。出る種目が多ければ、団体得点でも高得点を狙えるということだろう…

中年涙は開き直り

家で飲んでいると、いつまで経っても終われなくなる時がある。ひとりで部屋飲みしていると、ネットの検索動画をツマミに延々と杯を重ねる。そのうち階下に降りて氷を取り替えたりするのが面倒になって終わるが、茶の間で飲んでいたらもっと深酒してしまうだ…

熱き男のマイナーチェンジ

ゼロからものを考え出すことを「ゼロイチ」などと言うのを耳する。芸人さんでネタを考える方の人のことをそう言う場合が多い。まあ、厳密に言えば漫才やコントを創造したわけではないので、ネタを考えている人もゼロからではない。しかも養成所出身の芸人さ…